No.7001はすみれ、新すみれラーメン醤油。製造は西山製麺。昨年のNo.6775ですみれラーメン味噌を試食しており、これと比べてグラフィックのレイアウトが若干異なっているものの、単なる姉妹品だと思っていた。そしてこの味噌味では販売者が西山製麺であり、麺の製造は藤原製麺、スープはデリカ、メンマは二ホンフードとの表記があった。
▲昨年食べた味噌味
西山製麺は販売者の扱い
しかし今回の醤油では製造者が西山製麺となっており、部品毎の表記は無い。よく見ると製品名も「新」すみれラーメンになっており、JANコードも別物だ。一方で臓物の造りは昔の味噌と酷似している。ただの記載変更なのか、製造工程が全く変わったのか気になるなあ(こんなのは俺だけか?)。
食べてみて、麺もスープも堂々としている、正攻法で構築されたラーメンだと感じた。重たく暗い味に徹しているが、わざとらしい小細工とか演出が無く、一瞬即席であることを忘れるほど。ラードが苦手な人にはお勧めできないが、大量の脂を摂取したなあ、という気分になる(700kcal超え)。
リニューアル前の味噌味を思い出すと、麺の食感が野太くなったような気もするが、食べたのは一年以上前だからあまりアテにはならないな。
麺は黄色く中太で、角は丸められている。ゆで時間は七分とかなり長めだが、それでもまだ硬めでがっちりしていて重厚で骨太の食感。このクラスの製品としては珍しく、別途熱湯を用意するのではなくゆで汁を使ってスープを溶くのだが、ゆで時間が長いのに澱粉の溶出が少ないようでクリアな印象。意外にも香りはあと一歩という感じ。
スープは丼一面を覆う透明なラードの膜ができ、温度がなかなか冷めにくい。黒に近い濃い色で、とろっとした舌触り。こってりした濃厚な醤油味であり、わざとらしく浮ついた調味料っぽさはない。苦みすら感じる程で、重厚で暗い味に徹している。辛い刺激はない。メンマは短いが量は多く、味よりも歯応えで寄与している。
食べる側にも気合いと覚悟を要求する製品で、生半可な気持ちで臨むとハネ返されてしまうだろう。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 904113 136174 |
会社名 | 西山製麺 |
製品名 | 新すみれラーメン醤油 |
謳い文句 | これが受け継がれるすみれの醤油ラーメン どうぞお召し上がりください! |
調理方法 | ゆで7分 |
質量 | Net192/麺90g |
熱量 | 701kcal (2935kJ) |
Na | ~g(食塩相当量8.6g) |
付属品 | 液体スープ |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 不要 |
麺 | 黄色い中太で角は丸い、七分ゆでだが硬め、重厚で骨太、澱粉溶出が少、香りは今一 |
汁・ソース | 厚いラードの膜、ドロッとする、こってりした濃厚な醤油味で苦味あり、辛くはない |
具・その他 | 小細工がない味、メンマは歯応えで寄与、一瞬即席麺であることを忘れる正攻法の品 |
総合評価 | ★★★☆3.5 |
試食日 | 2021/11/28 |
賞味期限 | 2022/01/01 |
入手方法 | 2021/11/02 Great Ramen Fighter様よりいただく |
税込購入価格 |