No.6999はヤマダイ、ヴィーガンヌードル担担麺。姉妹品の酸辣湯麺をNo.6969で紹介している。どうでもいい話かもしれないが担「々」ではなく担「担」だ。即席麺における表記では圧倒的に担々の方が多いと感じていたのでウチのデータベースを調べてみたら、担々が97件、担担が17件ヒットし、6倍近い差があった。
さらにカップに併記されている英文の「Tan-Tan Noodle Soup」、英語での担々麺は圧倒的に「Dan Dan Noodles」が多数派であり(Google検索件数で4.5倍の差)、ここでもヤマダイはマイナーな表記を選択したことになる。まあDan Danじゃ日本で認知してもらえないかな。
食べてみて、決して積極的な味ではないものの、辛い刺激が心地良く退屈しない味である。そして(実際のところは判らないが)体への攻撃性が少なさそうな気がする即席麺である。退屈な味は嫌だけどもなるべく自分の体を労わりたい、という人に丁度いいだろう。
麺は細い角断面で、輪郭はハッキリしている。ボリューム感は弱いものの、しっとりとした舌触りで意外に重量感があり、頼りなさは感じない。ただ何となく無機質というのか、パワーが湧き出てくるような気が全然せず、腹に溜まる感じの麺ではない。量も少なめ(40g)だし。
スープは大容量の液体らしくしっとりとしており喉越しも自然だが、その中に大豆の粉末っぽい少しザラザラした舌触りがある。擦り胡麻の香りするが脂っぽさは全然無く、麺と同様に力感は弱い。動物性食材を使っていないのに、うま味に不足は感じない。唐辛子と花椒の刺激が全体を引き締める。
具に大きな枝豆が数粒入っているのが珍しく、歯応えはまとも。チンゲン菜はとろっとしており、大豆蛋白質はブヨブヨした食感。正直価格(税込192円で購入)を考えると割高感があるが、自分の体を労わるという目的があれば選択肢として十分にアリだと思った。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 973088 014531 |
会社名 | ヤマダイ |
製品名 | ヴィーガンヌードル担担麺 |
謳い文句 | 監修:T’sレストラン |
調理方法 | 熱湯4分 |
質量 | Net72/麺40g |
熱量 | 240kcal (1005kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.1+3.0g) |
付属品 | 液体スープ、かやく(粒状大豆たん白・チンゲンサイ・エダマメ・ごま) |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 不要 |
麺 | 細い角断面で輪郭は明確、量感は弱いがしっとりした舌触り、腹に溜まる気がしない |
汁・ソース | 液体らしくしっとり、ザラザラ感もある、擂り胡麻の香り、脂っ気なし、旨味は十分 |
具・その他 | ラー油の刺激で退屈しない味、枝豆は珍しい、積極的な味ではないが体へは優しそう |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2021/11/24 |
賞味期限 | 2022/03/14 |
入手方法 | 2021/08/23 イオン |
税込購入価格 | 192 JPY |