No.6989はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 横浜とんこつ家 豚骨醤油味。この製品は店頭でよく見掛けるためにもう何度も食べているものだと思い込んでいた。しかし調べてみたら過去に記録が無いことに気が付き、緊急試食を敢行することとした。
▲(非凄麺で揚げ麺の)横浜家系豚骨醤油ラーメン
凄麺ではなくただのニュータッチ(揚げ麺)の「横浜家系豚骨醤油ラーメン」なら繰返し食べているんだけどねー。あと「横浜」サンマーメンとかタンメンとかもやしそば等も食べたことがあるので、ヤマダイで横浜が付く製品はもう全て食べ尽くしたという勘違いをしていたよ。安易な思い込みは良くないな。
食べてみて、凄麺の豚骨醤油味というキーワードから想像した通りの内容だった。これはもちろん誉め言葉である。麺もスープも緻密で存在感が大きく、海苔とほうれん草も効果的。ただし豚肉だけはちょっと物足りなかったな。
そして上述した凄麺ではないただのニュータッチ(揚げ麺)の「横浜家系豚骨醤油~」とスープの印象がとてもよく似ている。さすがに麺の質感は別格だけどアレの麺だって決して悪くないし海苔も付いているし待ち時間は二分早いし・・・
今回の凄麺は税込200円強で買ったものだが、アレはいつも100円近辺で買っている。麺の上質感とほうれん草の有無に差額である100円分の価値があるとは言い辛く、コスパでは負けているよ。同系の味としてヤマダイの中に潜む内なる敵、と言えるかもしれない。
麺は幅が4mm近くある太い扁平で、厚みも十分に備わる。密度も高そうでずっしりと重く、とても存在感が高い麺だ。輪郭はやや曖昧で、ゆっくりじわっと噛み切る感じ。少し鈍重な食感だが、これが重厚な感じを醸し出す。
スープは少しとろみのあるミルキーな豚骨醤油味。臭みや雑味は無く、脂っぽさも少ないので若干力強さに欠けるが、滑らかで洗練された都会的な口当たり。塩分やうま味は強く、味に不足感は全く無い。これらの特徴があるため口に含んだ瞬間に「横浜家系豚骨醤油~」との関連性に気付いた次第。
三枚の海苔は厚めで、香りと舌触りで存在感が大きい。ほうれん草も濃い味のスープを諫めるような役割があって効果的。一方でチャーシューは小さくて薄く、歯応えや香りでの存在感が薄かったのがちょっと残念。まあこの辺はコスト的な制約もあって妥協したのかな?
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | カップラーメン |
| EANコード | 4 903088 008873 |
| 会社名 | ヤマダイ |
| 製品名 | ニュータッチ凄麺 横浜とんこつ家 豚骨醤油味 |
| 謳い文句 | 大きめ海苔(六つ切りサイズ)3枚入り |
| 調理方法 | 熱湯5分 |
| 質量 | Net117/麺65g |
| 熱量 | 377kcal (1578kJ) |
| Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.9+4.5g) |
| 付属品 | 液体スープ、かやく(味付豚肉・ネギ・ホウレンソウ)、焼のり |
| ノンフライ麺 | ○ |
| 湯切り | 不要 |
| 麺 | 幅4mm強あり厚みもある、密度が高そうで重厚、輪郭は曖昧でじわっとした噛切り感 |
| 汁・ソース | ややとろみがあるミルキー豚骨醤油、臭みや雑味はなくスムーズ、都会的で隙間無し |
| 具・その他 | 海苔は香りと食感で存在感大、ほうれん草も効果的、焼豚だけ貧相、期待通りの内容 |
| 総合評価 | ★★★3 |
| 試食日 | 2021/11/06 |
| 賞味期限 | 2022/01/26 |
| 入手方法 | 2021/08/17 ドン・キホーテ |
| 税込購入価格 | 203 JPY |




