No.6974は日清食品、カップヌードル シーフードヌードル。定番中の定番商品だがウチで紹介するのは12年ぶり。一時的に貝柱が入った頃である。
▲8桁バーコード数字(JANコード)
49が日本、6986が日清食品、3がITEM項、3が読取確認項
本品は通常13桁のバーコード数字が8桁しかなく、これは本来一企業に10個しか割り振られない貴重なもの。日清にとって特別な製品であることが伺える。(他には無印CN、カレーヌードル。企業コードを別途再取得してミニサイズ製品など)
▲フィリピンNissin-Universal Robina社Cup Noodles Seafood
塩ラーメンみたいなスープ、具は貧弱
フィリピンへ即席麺の買出しに行った際、空港のターンテーブル脇で自分の荷物が出てくるのを待っていたらこのシーフードヌードルの段ボール箱がゾロゾロ出て来て驚いた。現地のCup Noodlesにもシーフード味はあるのだが、中身は全然別物なのでわざわざお土産として買ってくるらしい。フィリピン人もこの味が大好きなんだなあ。
食べてみて、絶対的安心感がある味。突然シーフードヌードルが食べたい!と発作が起きたとしても、食べれば確実に満たされる筈である。十年前も現在も、そして十年先もきっとそうなのだろうと思わせる、定番製品の凄みを感じるね。
とはいっても味が重厚だとか生麺みたいという訳じゃ全然なく、あくまで軽くてチープで人工的な作り物っぽい食べ物なのだが、欲しい時にほしい場所にしっかり在るような信頼感、心の拠り所のような存在価値があると感じるよ。他のカップヌードル定番製品も含め、これが強い商品力なんだなあ、と思う。(文句をつけたら「お前が間違ってる」って言われそうだけど)
麺は細くて薄い扁平断面。重量感は弱く、ヒラヒラした繊細な舌触りで食感はとても軽い。でもラーメンとは違うカテゴリーの麺だという認識をしているためか、これが頼りないとは思わない。
スープは白く濁っており、甘みが強くてミルキー。うま味も強くて複雑で、生臭いとまでは言わないが魚介系の匂いがする。あくまで粉末スープという範疇の内はあるが、とても充足感のある味だと思う。
カップヌードル一族らしく具はカラフルで豊富。カニカマと卵は色鮮やかで大きく、イカは歯応えで存在を主張する。
ただ最近、フタ止めシールが廃止された代りにフタのベロが二か所に付くようになったが、これは開け辛くて止め難いと感じる。フタの二か所書かれている「ココマデハガス▼」の線に合わせて下から上へ開こうとしても、ベロの向きが斜めなので結構意識をしないとココマデハガスの線に合わせられない。大雑把な人には問題無いだろうが、几帳面な私にはハッキリと抵抗感があるよ。ベロは中央に一個でいい。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4969 8633 |
会社名 | 日清食品 |
製品名 | カップヌードル シーフードヌードル |
謳い文句 | カップめん発明50th Anniversary Wタブ(開け口)でフタ止め感UP! |
調理方法 | 熱湯3分 |
質量 | Net75/麺60g |
熱量 | 340kcal (1424kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量2.2+2.5g) |
付属品 | なし。粉末スープ、かやく(魚肉練り製品・キャベツ・味付卵・いか・ねぎ)は混込済 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 細くて薄い扁平断面、軽くヒラヒラした繊細な食感、ラーメンではないヌードルの麺 |
汁・ソース | 甘めでミルキー、旨味が強く複雑、生臭さのない海鮮臭さ、庶民的だが完成された味 |
具・その他 | 具は色鮮やかで豊富、蟹蒲と卵は大きくイカは歯応えで主張、フタは使い難くなった |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2021/10/07 |
賞味期限 | 2021/12/16 |
入手方法 | 2021/08/01 相鉄ローゼン |
税込購入価格 | 127 JPY |