No.6859はビッグ・エー、味噌ラーメン。ディスカウントストアビッグ・エーのプライベートブランド商品で、製造はヤマダイ。五個パックで税込201円なので、一食当たり約40円に相当する。
ヤマダイには袋麺としてニュータッチ街一番シリーズがあるのだが、今回の品と街一番のみそラーメンとを比較すると、微妙に栄養成分の値とか原材料名の記載順序が異なっており、中身は別物みたい。街一番のみそ味は前回(No.2523)食べてからもう18年近くが経っているし、今回のビック・エーと比較するためにもそのうち食べてみようと思っている。つい最近販売している店舗を見付けたからね!
食べてみて、一食40円という値段からみても味わい深さとか芳醇な香り等は望めないものの、基本となる部分はひ弱さとか軽々しさを感じさせない堂々とした出来栄えになっている。なのでこの製品はあくまで素材として使い、足りない部分を具で追加する、という運用であれば十分に使える製品となるだろう。
麺は中太の角断面で、輪郭はやや曖昧。硬めの設定でしっかりとした重量感があり、激安製品にありがちな頼りなさは感じない。その分しなやかさとか弾力感は弱く、ちょっと武骨な印象もある。時間の経過によるダレが少ないのは良い点。
少し面白いのは作り方の説明で「お湯500cc」と指示をした後に『鍋で550cc(カップ3杯弱)の水を沸騰させると約500ccのお湯になります。』という記述があること。こんな表記は5年前に食べた街一番の中華そばには無かったし、今の街一番にもあるかどうか知らない。なるほど!と思えるこの文言がヤマダイとビッグ・エーどちらの意図によって書かれたものなのか、ちょっと探ってみたいな。
スープは粉っぽい濁り感があり、いかにも粉末化した味噌という感じの味と香りだが、決して嫌味ではない。単調で平板な味ではあるが、華やかな唐辛子や生姜の刺激があり退屈はしない。塩分を含めてそこそこの強い味であるので、アッサリした野菜を入れてもいいし、濃い味付けの肉などを入れてもスープがヘコたれて負けることはない。
一食当たり40円という価格なので、具無しの素で食べた場合だと十分にうまい!と満足できるものではないが、嫌な味はしないので素材としてはお買い得だと思う。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 527536 000283 (5p:050288) |
会社名 | ビッグ・エー |
製品名 | Big-A 味噌ラーメン (製造はヤマダイ) |
謳い文句 | くらしに日本のおいしさを 香味野菜の風味が効いた濃厚な合わせ味噌スープ こだわりのスープ |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net90/麺80g |
熱量 | 411kcal (1721kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量2.1+4.3g) |
付属品 | 粉末スープ |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 中太の角断面で輪郭はやや曖昧、硬めでしっかり、しなやかさに欠ける、伸びに強い |
汁・ソース | 粉っぽい濁り感、粉末味噌らしい香りだが嫌ではない、味や香りの要素は比較的多彩 |
具・その他 | 唐辛子や生姜の刺激、強い味なので具を入れても負けない、素材として見れば上出来 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2021/01/30 |
賞味期限 | 2021/06/05 |
入手方法 | 2020/11/04 Big-A |
税込購入価格 | 201 JPY /5p |