No.6839はヤマダイ、ニュータッチ 横浜家系豚骨醤油ラーメン。今回の品を食べた後で「やっちまった~」と気が付いた!これ、約三年前のNo.6171で同じ製品を試食していたのだった。
▲三年前の同製品。令和最新版とどこが違うでしょう?
全く同じ中身であったら今回の試食記はボツにしようと思ったのだが、栄養成分のデータを見比べると微妙に違うから困ったよ。パッケージは左の行灯型吹出し「鶏湯の香り!」が昔は長い文章であり、製品名の文字色や書体も違う箇所がある。更によ~く見ると調理例写真もネギと麺は同じっぽいが、チャーシューと海苔は別の写真を合成している。こんな微妙な変更をする意味があるのか?と思う一方で、間違い探しゲームとして使えそうだな。
食べてみて、二年前の印象とほぼ一緒なのだが、気のせいか?僅かにスッキリしていて洗練された気も・・・するかもしれない?データで見るとエネルギーが6kcal減っているが、これはたぶん普通の人間では検知不能の筈。一方塩分相当量も0.6g減っており、これが微妙なスッキリ感につながっているのかもしれない。
凄麺シリーズほど麺が輝いている訳ではないが、液体スープの質感はとても良い。二年前には★2.5を付けたが、今回★3.0に格上げしたよ。税抜希望小売価格180円の製品を98円で購入したのだが、この百円近辺の購入価格ならば文句なしにお得だといえる。
麺は中太の油揚げ麺で若干の気泡感がある。凄麺みたいな粘りや緻密さは無いものの、輪郭は明確で揚げ麺ならではの力強さやしっかりした存在感があり、これはこれで悪くない。高級感こそ無いものの、凄麺とは違う個性や魅力を持っている。
スープは液体らしくしっとりとしたミルキーさと繊細さがある。実売百円近辺の製品としては望外のクオリティ。豚骨っぽい匂いは殆ど無くサッパリした印象。辛い刺激は無いが、必要十分なうま味と香りが出ている。
肉は硬めの歯応え。焼のりは香りが効果的なアクセントになっている。具は簡素だがスープが充実しているので物足りなさは感じなかった。
どの要素にもスキが無くバランスも良い。もしこれが定価の180円で売られていても納得する。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 903088 012803 |
会社名 | ヤマダイ |
製品名 | ニュータッチ 横浜家系豚骨醤油ラーメン |
謳い文句 | 鶏油の香り! |
調理方法 | 熱湯3分 |
質量 | Net108/麺70g |
熱量 | 422kcal (1767kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.7+4.1g) |
付属品 | 液体スープ、かやく(味付豚肉・ねぎ)、焼のり |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 中太の角断面で輪郭は明確、少し気泡感があるが確かな存在感、凄麺とは異なる性格 |
汁・ソース | 液体らしいしっとり緻密な舌触り、ミルキーだが豚骨臭は弱く醤油が優勢、刺激なし |
具・その他 | 肉は硬めで海苔は香りが効果的、各要素に一定以上の質感がありバランス良、お買得 |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2020/12/27 |
賞味期限 | 2021/03/07 |
入手方法 | 2020/09/24 クリエイトSD |
税込購入価格 | 106 JPY |