No.6797は日清食品、7-Premium 蒙古タンメン中本 北極ラーメン 激辛味噌。毎年限定販売を繰り返す製品で、今現在は入手不能。ウチで初めての試食となる。定番の辛旨味噌はたまに食べる機会があり、比較のため今回の北極を食べる直前にも食べている。
▲辛旨味噌と激辛味噌を連食
個人的には辛さを楽しめるのは定番の辛旨味噌までが限界で、これ以上刺激が強いと食べることが苦行になるのでは?と感じていた。巷の噂でこの北極はもっと辛いと聞いており、ちょっと身構えつつ試食に臨む。なにしろ私は辛い物に対して口と胃はそこそこの耐性があるつもりだけど、近年出口がボトルネックになっていて、あんまり無理・無茶はしないようにしているのだ。
食べてみて、辛さは一段と強くなったもののなんとか自分の許容範囲内にあり、それなりに味を楽しむことができた。そしてこれは決してただ辛いだけの製品ではない。定番の辛旨味噌については個人的に甘ったるさとうま味を過剰に感じていたのだが、この部分が少し控えめになった分重苦しさが取れて軽快になり、むしろ好ましいと思えた。
食後の挙動が不安だった黄門様は無事健在であり、ひと安心。
麺は中太の扁平断面で、表面はざらついた舌触り。気泡感は無く一瞬ノンフライだっけ?と思うような緻密さがある。食感はもっさりしていてスムーズさに欠ける。反面どっしりとした力強さがあり、同じく力強くて派手なスープをがっちり正面から受け止められるようになっている。やはりこの重量感を獲得するには、揚げ麺の縦型カップとして長めの五分という湯戻し時間が必須なのだろう。
スープはドロッとした舌触りで基本部分がニンニクと胡麻の香りが強い味噌味。勿論とっても辛い。イメージとしては定番の辛旨味噌の三割増しぐらいかな。一方でただ辛いだけじゃなく甘味料とうま味も相当強く、これが緩衝材になるのかスカスカな感じにはならず、身体が唐辛子によって激しく攻められるような感覚は無い。とはいっても甘さとうま味の過剰感が辛旨味噌ほど強くないのは私にとって幸い。まあこの辺の感じ方は人によってかなり差がありそうだけど。
具はもやしとチップ状の豚肉と揚げニンニクで、定番の辛旨味噌にあった豆腐は省略されている。
タイトに引き締まった印象で、意外に良かった。さすがにこの辛さを毎日連食する気にはならないが、月に一度か二度、体をシャキッとさせるために食べるのはアリだと思う。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 902105 243350 |
会社名 | 日清食品 |
製品名 | 7-Premium 蒙古タンメン中本 北極ラーメン 激辛味噌 |
謳い文句 | 辛さの極地 |
調理方法 | 熱湯5分 |
質量 | Net111/麺80g |
熱量 | 517kcal (2165kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量2.8+4.6g) |
付属品 | 極辛オイル。粉末スープ、かやく(ごま・味付豚肉・もやし・フライドガーリック・赤唐辛子・ねぎ)は混込済 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 中太の扁平断面、表面はざらついた舌触り、もっさりした鈍い食感だが力強さがある |
汁・ソース | ドロッとしたニンニクとゴマ風味の味噌、激辛だが甘さと旨味も強く中抜け感はない |
具・その他 | 具はもやしと豚肉チップ、豆腐は省略、定番の辛旨味噌より辛いが装飾が弱まり好感 |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2020/10/20 |
賞味期限 | 2020/12/22 |
入手方法 | 2020/07/20 セブンイレブン |
税込購入価格 | 214 JPY |