No.6570はインドネシアのIndofood、Indomie Premium Collection Curly Fried Noodle Salted Egg Flavour。インドゥミーで最近出来た裕福層に向けた汁なし麺ミーゴレンであるPremium Collectionシリーズ。これは従来からあるMi Keritingシリーズを衣替えして、今回のSalted Egg味を追加したもの。
どの国でも即席麺市場が誕生すると価格競争の混乱期を経て、ある程度成熟した後に高級品と健康志向品(と珍品)が出てくるものだと思っているのだが、今回の品もプレミアムという名を冠することから少し余計にお金を出せる層をターゲットとしているようだ。
Salted Egg、アヒルの卵を塩水に漬けた塩タマゴが最近タイで流行っていると聞いており、即席麺でもこれをテーマとしたMAMAのSalted Egg味をNo.6484で採り上げた。しかしIndomieでも同様の品が出たんだねえ。ちなみにどちらも湯切りをする汁なし麺。塩タマゴというのは調べてみるとアジア全般で親しまれている食材のようだ。
食べてみて、蛋白質っぽいコッテリした味がして「食べたー」という気にさせられる。乱暴な言い方をするならばカルボナーラのソースに中華麺を合わせたような感じでもある。ただ正直言うとインドネシアとか東南アジアっぽさは希薄だと感じた。
麺は太めで幅広の扁平断面で、普通のIndomieミーゴレンとは全然別物で格上感がある。太い麺の割にゆで時間二分で大丈夫か?と少し不安になったが湯戻りは問題無し。十分にしなやかで、かつしっかりした食感。小麦粉の粒を感じるような噛み応えである。
ソースは澱粉質のややザラザラとした舌触りがある。一応ミーゴレンに分類される製品なのだが、ケチャップマニスの香りや甘さは殆ど無く、卵というかクリーミーな濃い味香りがする。そしてほのかにカレーっぽい香辛料が入っているようだ。唐辛子は全部入れても大して辛くない。うま味は必要十分、コッテリして存在感がある味なので、具無しで食べても物足りなさは感じず、最後まで集中力を維持して食べられる。
しかし食べていて、これってどこの国の即席麺だっけ?と迷ってしまったが。
国名 | インドネシア |
ジャンル | 袋汁なし麺 |
EANコード | 0 89686 04000 5(UPC) |
会社名 | Indofood |
製品名 | Indomie Premium Collection Curly Fried Noodle Salted Egg Flavour |
謳い文句 | |
調理方法 | ゆで2分お湯切り |
質量 | Net100g |
熱量 | 480kcal (2010kJ) |
Na | 0.83g |
付属品 | 液体ソース、粉末スープ、チリパウダー |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 要 |
麺 | 太めの扁平断面、二分茹でだがしなやかでコシもある、小麦の粒状感がある噛み応え |
汁・ソース | ザラザラした舌触り、蛋白質っぽいコッテリした味、あまり辛くない、カレーの香り |
具・その他 | 具無しでも物足りなさは無い、カルボナーラのソースに中華麺を和えたようでもある |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2019/12/06 |
賞味期限 | 2019/11/30 |
入手方法 | 2019/04/30 昇松超市 (Singapore) |
税込購入価格 | 0.80 SGD (≒66 JPY) |