No.6437 日清食品 カップヌードルリッチ 贅沢濃厚うにクリーム

No.6437は日清食品、カップヌードルリッチ 贅沢濃厚うにクリーム。税抜希望小売価格が通常品より50円高い230円のリッチシリーズ、今まで結構たくさん食べたなあと数えてみたら今回の品が7種類目。完全制覇しようとは考えていなかったのだが、結果的に全て漏らさず食べていた(リニューアル品は除く)。

具材別に列挙してみると、
・スッポン(2016年3月、No.5758)
・フカヒレ(2016年3月、No.5808)
・牛テール(2016年9月、No.5906)
・あわび(2017年4月、No.6026)
・松茸(2017年11月、No.6153)
・肉盛り担々(2018年5月、No.6319)
・うに(2018年11月、No.6437)
春と秋に新製品が出るようなので、次回作はもうすぐかな?

No.5808のフカヒレ味を食べた際、本Blogでこのシリーズが今後も継続するとしたらどんな具材を使ってくるか予想をし、ツバメの巣・トリュフ・フォアグラ・キャビア・ウニ・アワビを挙げておいたのだが、ウニとアワビは当たったなあ。

リッチシリーズの各製品を眺めていて今気付いたのだが、フタに描かれている金色の幾何学模様は全品共通なのに、側面に描かれている幾何学模様は素材を象徴した図柄を採り入れたおり、種類毎にみんな異なっているんだねえ。グラフィックデザインのポリシーを垣間見ることが出来たよ。どうでもいいことだけど。

食べてみて、いや三分経ってフタを開けてみて、オレンジ色のウニもどき魚介練り製品がぎっしり麺を覆っていてなんだか可笑しくなってしまった。も~、こんなことを一生懸命やるなんて。これだから日本の即席麺は楽しいんだよ。(←褒めている)

基本はミルキーな洋風クリーム味でとろみ付き、乳臭さはない。甘めだがうま味とのバランスが取れていて自然に受け入れられる。ウニの香りはあまり強くはないけど、下手に強調すると生臭さが目立っちゃうだろうからこの程度で妥当だと思う。粗さはなく丁寧なスープだけれども、取り立ててリッチという程じゃあないな。

麺は扁平ヌードル麺。値段を考えるとあまり麺には気合を入れていないなと感じてしまうが、カップヌードルの冠を付ける以上は下手に立派になってもヘンだし、自己主張をせずスープと具を邪魔しなければそれでいいのかも。

具のウニもどきは色鮮やかでたくさん(9個)、本製品の目玉。とても脆くて崩れやすい。甘くて、ちょっとうま味系の素材を使った何だろう?という感じ。ウニとしてのリアリティは高くない。予備知識ナシでこの具を食べたらスナック菓子をお湯に浸したものかと思うかも。まあ、そんなに嫌じゃない。

むしろ鮮やかな緑色に輝くブロッコリーに感銘を受けた。親指大の大きさなのに形がそれらしく整っており、歯応えも明確。見た目にもウニの橙色との対比が美しい。

正直な感想としてはこりゃあリッチだとかほぼウニという印象は持たなかった。でも良い。リッチシリーズをずっと食べてきて、なんというか日清食品の企画者や開発者との間に阿吽の呼吸が成り立つようになり、楽しく冗談を言い合っているような気分になってきたのだよ、一方的な妄想だけど。なので次回作にも期待する。

国名 日本
ジャンル カップラーメン
EANコード 4 902105 246856
会社名 日清食品
製品名 カップヌードルリッチ 贅沢濃厚うにクリーム
謳い文句 新具材”ほぼウニ”入り※ウニ6.9%使用 ウニが香る濃厚クリーミーなスープ カルシウムたっぷり
調理方法 熱湯3分
質量 Net72/麺50g
熱量 350kcal (1465kJ)
Na(麺具+汁) 〜g(食塩相当量1.7+2.6g)
付属品 液体スープ。粉末スープ、かやく(魚肉練り製品・ブロッコリー)は混込
ノンフライ麺 ×
汁なし麺 ×
細めの扁平断面、軽くて頼りない食感、嫌味は無い、自己主張をせず黒子に徹する麺
汁・ソース とろみあり、甘めでクリーミー、バランスは良い、あまりウニの生臭い香りはしない
具・その他 ウニもどきは大量で甘くて脆い、ブロッコリーの存在感大、リッチではないが面白い
総合評価 ★★☆2.5
試食日 2019/03/13
賞味期限 2019/04/30
入手方法 2018/11/21 相鉄ローゼン
税込購入価格 214 JPY