No.6401はイトメン、ウィニング麺 すっきり醤油味。明治安田生命の販促品であり非売品。Jリーグの公式ライセンスを受けた品である。知人からのいただき物であり、どうすればこれを確実に入手できるのかは判らない。
「ウィニング麺」でGoogle検索してみるとメルカリに出品した際の記事がたくさん出てきて、即席麺ではなくJリーグファンにコレクターズアイテムとしてそれなりの価値を見出されているようだ。一方でこれを食べ物として扱い書かれた記事は全く無い。なお、フタに印字されたQRコードをスマホで読み取るとJリーグ公式アプリのダウンロードページに誘導される。
これ自身は売り物ではないので、即席麺としての中身を訴求するための美味そうな調理例写真や特徴を自慢する文言の表示等はまるで無い。食べ物としての主張を一切控えたデザインである。
まあそれでも誰が見てもこれは即席麺・カップ麺である訳で、印刷など無くともカップやフタの構成、材質、形状といった要素さえ揃えば十分認知できるのだ。カップ麺の登場後約半世紀を経てこれだけの普遍性を持つようになったんだねえ。
食べてみて、製品名通りアッサリ・スッキリ醤油味。脱力系というか肩の力が抜けている感じで、エネルギー密度は低そうだ(実際は油揚げ麺なので340kcalある)。麺は細めで角の取れた口当たり。自己主張とか存在感は弱い。スープは少し濁り感がありマイルドというかぼやけた印象。スープ自体はあまりスッキリじゃないな。
ワカメは大量で麺の表面を覆い尽くすほど。ヘルシーっぽさはあるけれど薄いので見た目ほどボリューム感はない。脂っ気が少ないので僅かな白胡麻に有難味を感じる。これはもっと欲しい。
ここまで食べて、この味はかつて食べたことあるようなdeja vu感に襲われた。すかさず過去の試食記を繙いてみると、No.6126カップ麺喰い亭わかめ醤油らぁめんと食べた印象・小袋の外観・栄養成分の値がピッタリ一致するではないか。
ということで、この非売品の出自が判明した訳だが、単なる印刷違いだけではない部分もあった。カップの底部形状が本品は丸っこくなっているのに対しNo.6126麺喰い亭は角張っており明らかな別物。まあこれは麺喰い亭のほうも現在は丸っこい形状に変わっている可能性もあるが、間違え探しをするような感じで面白い。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | (非売品) |
会社名 | イトメン |
製品名 | ウィニング麺 すっきり醤油味 |
謳い文句 | 明治安田生命 J.LEAGUE 明治安田生命はJリーグを応援しています! |
調理方法 | 熱湯3分 |
質量 | Net75/麺65g |
熱量 | 340kcal (1424kJ) |
Na(麺具+汁) | 〜g(食塩相当量1.5+3.8g) |
付属品 | 粉末スープ、かやく(わかめ・ごま・コーン) |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | × |
麺 | 細めで角が取れ優しい口当たり、縮れは強いがコシは弱い、あまり自己主張をしない |
汁・ソース | やや濁り感がありマイルドというか曖昧、辛い刺激は無い、あまりすっきりしてない |
具・その他 | ワカメは表面を覆うほど多いが薄い、胡麻は有難みがある、No6126麺喰い亭と同内容 |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2019/01/27 |
賞味期限 | 2019/02/20 |
入手方法 | 2018/12/28 ono様よりいただく |
税込購入価格 |