No.6304はまるか食品、ピーヤング タイ風春雨。このピーヤングブランドの製品は(無印の)春雨、麻婆春雨、と来て今回のタイ風春雨が第三弾。この後にチャプチェ風春雨(未試食)が出ている。パッケージには見慣れた紺色の暖簾に黄文字でデカデカと「やきそば」と書いてあるのがご愛敬だが、これは文字ではなくまるか食品の汁なし麺全般を表すイメージ図として捉えるべきなのだろう。
YouTube動画の英文タイトルでピーヤングのことを「Pi-Young」と表記したのだが、よく考えたら春雨は緑豆(やじゃがいも等)の澱粉から作るので、ピーの語源はpeasから来ているのかもしれないな、とふと思った。
製品のサブタイトルに「パッタイ味」と謳われている。私は過去何度かパッタイの名が付くタイ製の即席麺を食べているが、味や香りの振れ幅が広いために正直なところこれがパッタイ味だ!という確固たるイメージは持っていない。まあ甘辛くて海老っぽい香りがするという程度。まあ多くの日本人はパッタイ味といっても「?」となってしまうから、製品名を「タイ風」という漠然としたものにしたのかな。
あと、本来パッタイはビーフンみたいな米粉の麺を使うものらしいが、この製品は春雨というところもちょっと変わっている。
食べてみて、極細の麺は透明度が高いため光をキラキラ反射して綺麗である。が、表面の粘着性が高いので麺同士がペッタンペッタンとひっ付き合って、箸で少量をすくい上げるつもりが麺の半分以上がゴソッと持ち上がってしまい、とても食べにくい。もしかしたら完全に湯切りせず、水分を残した方がいいのかも。
ソースは・・・何故か味噌味?が主体である。それもかなり薄味で、体に優しいというよりも弱々しい味だ。なので上記で書いた「完全に湯切りをせず水分を残す」と一層弱々しい味が強調されるのでうまくないと思う。香りを含めてタイっぽさはあまり感じない。唐辛子の刺激も弱いし。
具の海老は干しエビの香りがして、これにだいぶ救われているような気がする。ニラやもやしは存在感が薄い。もっと多く大きくシャキッとしてほしいな。食後にちょっとモヤモヤした気持ちが残ってしまったよ。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップ汁なし春雨 |
EANコード | 4 902885 004868 |
会社名 | まるか食品 |
製品名 | ピーヤング タイ風春雨 |
謳い文句 | パッタイ味 |
調理方法 | 熱湯3分お湯切り |
質量 | Net60/麺40g |
熱量 | 199kcal (833kJ) |
Na(麺具+汁) | 0.84g(食塩相当量2.1g) |
付属品 | 液体ソース、かやく(えび・もやし・ニラ) |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | ○ |
麺 | 細い麺は透明度が高くキラキラする、柔らかめで麺同士が引っ付きやすく食べにくい |
汁・ソース | 味噌のような香り、薄くて頼りない味、殆ど辛く無いしタイっぽい味や香りはしない |
具・その他 | 海老は干したような香ばしさがある、ニラとモヤシは存在感が薄い、消極的な弱い味 |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2018/09/05 |
賞味期限 | 2018/09/10 |
入手方法 | 2018/04/09 Atre |
税込購入価格 | 168 JPY |