No.6287は東洋水産、マルちゃん マイク・ポップコーン焼そば バターしょうゆ味。姉妹品として「マルちゃん マイク・ポップコーン バターしょうゆ味 ワンタン」があり、またジャパンフリトレー社は「マイクポップコーン ワンタンしょうゆ味」とういう製品を発売する、いわば双方向コラボ企画とでもいうものである。ちなみにこれらはもう全て終売になっているようだがこの焼そばに関してはまだ若干の市中在庫があるようだ(先週見た)。
マイク・ポップコーンは現在ジャパンフリトレー社が販売していることもあり、てっきり海外から入ってきたものだと思い込んでいたけれど、実際は1957年に日本で生まれたブランドである。即席麺よりも一年先輩なんだ。
しっかし、バターしょうゆ味+ポップコーン風味の焼そばねぇ。パッケージのデザインは水色シマシマ模様が特徴のマイク・ポップコーンのモチーフを拝借したもので、チラッと見ただけで正攻法というか正統派の焼そばではなさそうだということが良く判る。
正直言うと私はマイク・ポップコーンを殆ど食べたことが無い。子供の頃からあまりスナック菓子の類を食べなかったし、ポップコーンを買うにしてもブランド物ではなくノーブランドとかスーパーのプライベートブランドの安いやつばっかだったから。なので今回の焼そばがマイク・ポップコーンの味とどれほど関連性があるかという観点では語る資格が無い。
食べてみて、当初予想していた如何にも「ポップコ~ン!」という香りはしなかった。具としてコーンが結構たくさんはいっているが、甘くてしっとりとした、ポップじゃあないトウモロコシ。麺はやや締まりが無く膨らんだ感じで、量は130gもあるのでかなりの食べ応えがあり、確実に満腹感を得られる。ここまでは意外にマトモ。
でも味付けはバター香料が強くてちょっと癖がある。また粉末醤油の香りも深みに欠け安っぽく、かなりジャンキーな感覚。食品というよりはスナック菓子の領域に近いな。そういう意味ではマイク・ポップコーン似のパッケージはそれなりに中身を象徴しており、商品の性状を正確に表しているといえよう。一度食べればもういいかな。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップ焼そば |
EANコード | 4 901990 360029 |
会社名 | 東洋水産 |
製品名 | マルちゃん マイク・ポップコーン焼そば バターしょうゆ味 |
謳い文句 | 後入れ粉末ソースのバターしょうゆ風味で濃厚感UPも! |
調理方法 | 熱湯4分お湯切り |
質量 | Net153/麺130g |
熱量 | 735kcal (3077kJ) |
Na | 1.8g(食塩相当量4.6g) |
付属品 | 粉末ソース、後入れ粉末ソース、かやく(コーン・キャベツ)、調味油 |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | ○ |
麺 | 太く膨らんだ麺、弾力感があるがやや締まりが無い印象、大盛りで満腹感を得られる |
汁・ソース | バター風香料は癖があり、粉末醤油は深みが無く、スナック菓子的でジャンキーな味 |
具・その他 | コーンは甘くふくよかで量も多い、ポップコーンの匂いはしない、見た目通りの内容 |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2018/08/10 |
賞味期限 | 2018/09/05 |
入手方法 | 2018/04/03 ドン・キホーテ |
税込購入価格 | 214 JPY |