No.6252はドイツの日清食品、Demae Ramen Seafood。漢字で出前一丁 海鮮麺と添えてある。但しドイツの日清食品はあくまで販売だけで製造はせず、欧州向け製品の生産はハンガリーのケチュケメート市に拠点がある。日清のアナウンスではH-6000 Kecskemet, Momofuku Street 4, Hungaryという住所で、「百福通りかスゲー!」と思ったのだが、GoogleマップではBúzakalász Stと書かれていた。百福通りはあくまで私的な呼び名かな?
日清食品は世界各地に生産工場を持っているが、私が知るかぎり出前一丁を作っているのは日本・香港・シンガポール・ハンガリーだけである。米国等でのベーシックな袋麺はTop Ramenが担う。
今回のはスウェーデンで購入した品をいただいたもの。欧州共通仕様らしく説明書きは七言語を併記しているので、裏面のほぼ全体が細かな文字で埋め尽くされる。老眼には読むのが厳しい。
ドイツ日清の出前一丁海鮮麺を食べるのは1999年5月(No.1312)以来19年ぶり。その間香港日清の出前一丁海鮮麺はちょくちょく食べているんだけどね。袋の基材が光を透過しないアルミ蒸着フィルムに代わったものの、内容量やEANコード、袋の基調色などは変わらずに据え置き。す~っと安定して販売されているのだろう。
食べてみて、欧州向けの製品だという先入観があるかもしれないけれど麺が日本や香港の出前一丁より心なしか粘りが弱くて舌触りがバサついた印象を持った。まあそれでも特に不満を感じる程のものじゃない。
スープは淡い濁り感があり、海鮮の匂いはそう強くない。カップヌードルシーフード味のスープを薄めたような感覚でもある。白ゴマの香りが意外に効果的。あまり積極的な味ではないが嫌な要素も無く、欧州で入手できる即席麺としては上質な方だと思う。
国名 | ドイツ |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 8 712429 360505 |
会社名 | Nissin Foods Gmbh |
製品名 | Demae Ramen Seafood 出前一丁 海鮮麺 |
謳い文句 | |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net100g |
熱量 | 430kcal (1795kJ) |
Na | 〜g(食塩相当量5.0g) |
付属品 | 粉末スープ(ごま入り) |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | × |
麺 | 細めの角断面、色は白くて気泡感は無い、ややバサバサした食感、自己主張が弱い |
汁・ソース | 淡い濁り感、海鮮っぽい香りは控えめ、カップヌードルシーフード味を薄めたみたい |
具・その他 | 辛い刺激は無い、白胡麻の香りが効果的、麺もスープもおとなしいが嫌な要素は無い |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2018/06/19 |
賞味期限 | 2018/03/31 |
入手方法 | 2018/06/08 Ueda特派員様よりいただく |
税込購入価格 |