No.6233 まるか食品 ペヨング 激辛やきそば

No.6233はまるか食品、ペング 激辛やきそば。兄貴分のペング激辛やきそばは2012年2月の発売でその過激な刺激は衝撃的であったものの、どうせ話題作りの打ち上げ花火として短期間で消えるものかと思っていた。しかし定番商品としての地位を築き上げて現在でも継続販売している。日本にも一定数の激辛好きが存在するんだねえ。

そして2018年2月に廉価版シリーズのペングにも激辛が登場した。真っ赤なパッケージは共通しているが、ペングにあった「辛さレベルMAX!!」とか「小さなお子様とか辛みが苦手な方の喫食には十分ご注意下さい」等の文言は抜けている。はたしてより安価に激辛トリップすることが出来るだろうか?

スペックを比較すると、麺の質量はペングの90gに対してペングは80gと少なく、エネルギーや蛋白質、炭水化物等の数値は麺の質量に比例する程度の差があるのだが、ナトリウム量だけはペングの1.2gに対してペングの方が1.6gと多い。また普通のソースやきそばの時と同様にペングは具に肉が入っておらずキャベツのみ。この辺からそれぞれの味造りに対するポリシーの違いが伺い知れてくるようだ。

食べてみて、当然激辛である。辛いのがあまり得意じゃない人は手を出してはいけない製品だ。でもペングの激辛と比べて辛さのエネルギー(?)が弱いように感じた。電気に例えれば電圧は同程度だけど電流が少ないというか、エンジンに例えれば同じぐらい高回転まで回るけど排気量が小さくてトルクが足りていないような感覚。

具体的な違いとしては、うま味とか脂っぽさが控えめなように感じる。で、その代わりに塩分を増やして辻褄を合わせているとすれば、ナトリウム量だけはペングの方が多いのが納得できる。

ングの方が味がしっかりしている。量も一割強多い。一応肉も入っている。製品としては明らかに格上だ。

あとは価格で、今回の品は税込み104円で購入したのだが、もし店舗で隣にペングの激辛が150円程度で並んでいたら私はそっちを選ぶだろう。160円だったら・・・少し迷うかも。

国名 日本
ジャンル カップ焼そば
EANコード 4 902885 004721
会社名 まるか食品
製品名 ペヨング 激辛やきそば
謳い文句
調理方法 熱湯3分お湯切り
質量 Net104/麺80g
熱量 451kcal (1888kJ)
Na 1.6g(食塩相当量4.1g)
付属品 液体ソース、かやく(キャベツ)
ノンフライ麺 ×
汁なし麺
やや細めで柔らかめ、いつものペヤングと同様で親しみやすい印象、量はやや少ない
汁・ソース 激辛だがペヤングの激辛と比べ重厚さに欠ける、脂っぽさや旨味に欠ける反面塩辛い
具・その他 具はキャベツのみで簡潔、ペヤングとは結構違う味で軽いというか薄いように感じる
総合評価 ★★2
試食日 2018/05/21
賞味期限 2018/07/31
入手方法 2018/04/09 Atre
税込購入価格 104 JPY