No.6187 東洋水産 Maruchan QTTA バーベキューチキン味

No.6187は東洋水産、Maruchan QTTA バーベキューチキン味。このシリーズはカップのフタがみんな製品名に由来する「Q」の字を模した形になっている。で、右下のヒゲ部がふっくらしたベロの形になっており、なんだか既視感があるなあ・・・と発売以来思っていた。

でも判ったぞ!これは「オバケのQ太郎」のQでありベロである。そしてオバQといえば小池さん:(たぶん)世界初の即席ラーメン好きキャラクター。だからこの製品はおいしいに違いない、という誘導がさりげなく張られているのだ!

オバQのアニメといえば白黒、今でもオバQ音頭が歌える、なんて世代の人だったらこの珍説に同意してもらえるんじゃないかな?

ほ~ら、Q太郎のベロにみえてきたでしょ!

Qつながりだからという訳ではないが、今回の品はBBQチキン味で、サワークリームオニオン味と同時にこの1月に追加発売されたもの。どっちも一癖ありそうだな~。

QTTAは2017年2月の発売以来しょうゆ・シーフード・とんこつ味の三種類しかない少数精鋭で堅実なラインアップだったのに、いきなり春の目覚めで色気付いちゃったというか軟派になったような印象がするよ。

食べてみて、縦型カップには似付かないような太くて幅広な麺。小麦「粉」を感じる舌触りで、パスタっぽいもっちりとした重量感がある。一方スープはスナック菓子にあるようなバーベキュー味に近い感じ。塩分と化学調味料とスパイスが主張する。ジャガイモが大きいのは食べ応えがあっていい。なのでスナック菓子と同じ感覚で食べるならこれで何も問題はない。でも一回分の食事として食べるには抵抗を持つ人も多かろう。まあ用途次第だね。

しっかしQTTAを今まで三種類食べてきて、その都度印象が全然違う。しょうゆ味は新しい縦型カップ麺の価値感を提示するかのような野心に溢れており深い感銘を受けた。しかしとんこつ味はしょうゆ味に比べて類型的で面白味に欠けると思った。んで今回のBBQはかなりジャンキーで若者向け、というか年寄り禁止の嗜好に振ってある感じ。

せっかく専用のカップを用意するなど(たぶん)巨費を投じて新しいブランドを立ち上げたのだから、味に関してもこれがQTTAだぁ!という一貫性をどこかに持たせて欲しいと思うのだ。

国名 日本
ジャンル カップラーメン
EANコード 4 901990 339612
会社名 東洋水産
製品名 Maruchan QTTA バーベキューチキン味
謳い文句 This is the BBQ CHICKEN RAMEN of “QTTA”. So excitedto present it, please enjoy this ramen…
調理方法 熱湯3分
質量 Net84/麺66g
熱量 363kcal (1520kJ)
Na(麺具+汁) 0.8+1.1g(食塩相当量2.0+2.8g)
付属品 なし。粉末スープ、かやく(ポテト・味付豚肉・赤ピーマン)は混込済
ノンフライ麺 ×
汁なし麺 ×
約3mmの幅広、小麦粉感があるもっちりしたパスタ的歯応え、縦型カップらしくない
汁・ソース 香辛料が派手、人工的で強い旨味、塩分も強い、スナック菓子風なジャンキーな感覚
具・その他 馬鈴薯は大きく長い、肉団子は大きく味が濃い、QTTAはシリーズ間で印象がまちまち
総合評価 ★★2
試食日 2018/03/12
賞味期限 2018/07/23
入手方法 2018/01/30 ローソン
税込購入価格 184 JPY