No.6141は徳島製粉、金ちゃんラーメン(棒状)。揚げ麺の金ちゃんラーメン(No.5765で紹介)は1968年3月(1967年説もある)の登場だが、今回の棒状ラーメン版が出たのは比較的最近(十年ぐらい前?)のようだ。製造は徳島製粉ではなく同じ徳島県の岡本製麺というところ。ここは自社ブランドで棒状麺の徳島ラーメン(No.5678で紹介)を販売している。
パッケージには揚げ麺版とよく似たイラストが描かれている。しかし些細に観察するとこの棒状麺版のために新たに書き起こしたものらしくあちこちに違いがある。なんといっても揚げ麺版にある「まいどあり~」の文字が消えてしまったのはちと残念。一方でどちらも木の車輪だねえ。絵からは持ち手の構造が判らないのも一緒。
税抜希望小売価格はこの棒状ノンフライ麺版が二食入りで140円、揚げ麺版は単品で88円の五個パック440円なので棒状版の方がちょいとお得。まあ味のレベルが同等だったらの話だけど。
食べてみて、麺が違うのは当然としてスープの味も揚げ麺版とは全くの別物。なんだか力感に欠けて、食べても力が湧いてきそうもない。No.5678岡本製麺ブランドの徳島らーめんもそんな感じだったな。麺がノンフライのためか液体スープという名の実際は調味油が付いているけど、これだけでは力不足。
もちろん疲れた時とかで穏やかな優しいラーメンを食べたい時にはこれでいいんだけど、揚げ麺版の金ちゃんラーメンは割とパワフル系でカチッとした味なので、同じ金ちゃんラーメンの名を持つこの棒状ノンフライ版を揚げ麺版のつもりで食べてしまうと期待外れに感じてしまうかもしれない。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 904760 516008 |
会社名 | 徳島製粉(製造は岡本製麺) |
製品名 | 金ちゃんラーメン(棒状) |
謳い文句 | しょうゆ味 煮込み3分(二食入) |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net170/麺140g |
熱量 | 304kcal (1273kJ) |
Na(麺具+汁) | 0.4+1.4g |
付属品 | 粉末スープ、調味油 |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | × |
麺 | 中太角断面で短め、輪郭は明確、重量感があり表面は滑らかで箸ですくい上げにくい |
汁・ソース | 粉末っぽい薄めの醤油味、液体スープは実は調味油、力感に欠けアッサリ物足りない |
具・その他 | 深みと奥行きが弱い印象、刺激も弱い、揚げ麺版金ちゃんラーメンとの関連性は薄い |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2017/12/31 |
賞味期限 | 2018/03/31 |
入手方法 | 2017/09/24 爽快ドラッグ |
税込購入価格 | 132 JPY |