No.6121は日清食品、チキンラーメンどんぶり トリプルチーズ。チキンラーメンといえば1958年8月に誕生した即席麺の原点とも言えるような製品であり、現在でも袋麺が売り続けられていて、今回のようなカップ版や味のバリエーションが出続けているのは凄いことだと思う。
・・・のだが、私は生まれ育ちが関東圏と北海道のため即席麺といえばマルちゃん・サンヨー食品・明星食品の三社が占める比率が高く、大阪を拠点とする日清食品やエースコックの製品には馴染みが薄かった。なのでチキンラーメンとの出会いも結構遅かった(多分1970年初頭)。
第一印象は「薄い、味の要素が少ない」という感じで、あまり良いものではなかったし、その後も積極的には買わなかった。
カップ版が出たのは32年後の1990年8月で、こちらは具やら味付で結構様々な挑戦をしている。今回の製品を見掛けて、濃厚なチーズが入るとチキンラーメンに感じていた不足感をうまく埋め合わせてくれるのではなかろうかという期待が湧きあがり購入に至る。
上の写真で、黄色と白のサイコロ状の塊はチェダーとモッツァレラチーズ、フリーズドライだね。小袋の粉チーズはゴーダチーズとのこと。
食べてみて、思った通り濃厚な乳臭さがクリアな鶏ガラ醤油味の中抜け感を上手く補っていていい感じになっている。それでいてチーズ臭が過剰でないのも節度を感じる。
普通のチキンラーメンとは別物という感じだが、私のようにチキンラーメンに多少苦手意識を持っている者にも受け入れられるかもしれない。但し塩分は結構きついな。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 902105 243107 |
会社名 | 日清食品 |
製品名 | チキンラーメンどんぶり トリプルチーズ |
謳い文句 | チェダー・モッツァレラ・ゴーダのトリプルだよ!元祖鶏ガラ 日本初の世界食! |
調理方法 | 熱湯3分 |
質量 | Net85/麺60g |
熱量 | 392kcal (1641kJ) |
Na(麺具+汁) | 0.8+1.4g(食塩相当量2.0+3.5g) |
付属品 | 粉チーズ。かやく(チーズ加工品・コーン・ねぎ)は混込済 |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | × |
麺 | 細めの扁平断面で柔らか、気泡感は弱く単調な食感、揚げ物の香ばしさと醤油の味付 |
汁・ソース | チーズの濃い乳臭さが鶏ガラ醤油味の隙間を補充する、塩分は強いが辛い刺激は無い |
具・その他 | ネギとコーンは僅かながら効果的、チキンラーメンの面影を残しつつうまく変身した |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2017/11/06 |
賞味期限 | 2018/01/31 |
入手方法 | 2017/08/26 相鉄ローゼン |
税込購入価格 | 117 JPY |