No.6118はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 かき揚げ天ぷらそば。ん?ヤマダイのノンフライ蕎麦といえば「手緒里庵」たったのに、いったい何が起きたのだ!?
手緒里庵について、最近では2016年8月のNo.5836で鴨汁そば、2017年2月のNo.5956でかき揚げ天ぷらそばを試食しているのだが、ヤマダイのWebサイトを見ると手緒里庵は今やそうめん専門ブランドになっていた。う~ん、ヤマダイにも聖域なき構造改革のメスが入れられたのだろうか。
とはいえ、今回の凄麺かき揚げ天ぷらそばはNo.5956手緒里庵の同名製品と比べて基調色が青から緑になった程度で、見た目はあまり変わり映えがしない。まさか中身は一緒だったりして?
データを検証すると、製品質量は同一ながら栄養成分は結構違っている。特にナトリウム量が一挙に二倍以上になっているのはちと信じがたいな。
開封して見た範囲では、麺と粉末スープ、かき揚げ天ぷらは手緒里庵の頃と同一のようだ。粉末スープの小袋に書かれた数字(142)も同じだしね。硬いかき揚げが二つに割れていたのも手緒里庵の時と一緒。
一方で唯一違いがありそうなのが液体スープ。小袋の色やデザインが別物になっている。ここに手緒里庵から凄麺化への秘密が凝縮されているのかもしれない。
食べてみて、手緒里庵の試食から10ヶ月が経っているので記憶が曖昧になっていることもあり、私の味覚では明確な違いは判らなかった。ナトリウム量二倍の変化も特に感じられなかったし(この件は食べた後でデータを比較して気が付いた)。
しかし少しとろみが付いたことと七味唐辛子の刺激があるのが従来とは違うような気がする。でもこの二件は粉末スープ側の役割だと思われ、だとすると粉末スープ同一説は成り立たないなあ。
→ 動画で確認したところ、今回の凄麺のみ粉末スープに七味唐辛子らしき粒々が確認できた。よって外見は同じながらも粉末スープは別物である。
まあ従来製品との比較はともかく、カップ蕎麦としては麺の生麺っぽいリアリティは大したものだし、天ぷらは海老の殻を揚げたような香ばしさが出ていて、十分な満足感を得られたよ。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップそば |
EANコード | 4 903088 012612 |
会社名 | ヤマダイ |
製品名 | ニュータッチ凄麺 かき揚げ天ぷらそば |
謳い文句 | 油であげていない風味豊かなそば サクッと美味しいかき揚げ天ぷら |
調理方法 | 熱湯5分 |
質量 | Net116/麺60g |
熱量 | 424kcal (1775kJ) |
Na(麺具+汁) | 0.3+2.7g(食塩相当量0.7+6.9g) |
付属品 | 液体スープ、粉末スープ(ねぎ入り)、かき揚げ天ぷら |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | × |
麺 | 輪郭が明確な角断面で縮れは弱い、重量感があり、やや鈍い歯応えは生の蕎麦に近い |
汁・ソース | 僅かにとろみと濁り感ががあり甘め、醤油濃度が高く引き締まっている、七味の刺激 |
具・その他 | 天ぷらは硬くで割れていた、海老の殻を揚げた香ばしさ、手緒里庵から凄麺に変った |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2017/10/31 |
賞味期限 | 2018/03/04 |
入手方法 | 2017/09/21 Olympic |
税込購入価格 | 213 JPY |