No.6111は日清食品、日清麺職人 鶏ガラ醤油。この8月に大規模なリニューアルを行い、全粒粉入りのノンフライ麺を採用したのが一番のトピック。現在麺職人シリーズは全部で10種類もあって完全制覇するのは結構大変だ(あたしゃそこまでしないけど)。
No.6109シンガポールのPrima Tasteも定番製品を全粒粉化した製品だし、これから全粒粉が即席麺の世界的トレンドになるかもしれないなあ。今回の日清麺食品は税抜希望小売価格が180円の普及価格帯製品なので、全粒粉を使うコストはそれほど高くはないものと推測する(まあ配合の比率にもよるだろうが)。
リニューアルして、パッケージデザインも随分とお洒落になった印象。背景の模様とか製品名の文字書体などがシリーズ全体を通じてきちんと計算されている。かなり優秀なデザイナーを起用していることが伺えて、日清食品の「打倒!マルちゃん麺づくり」に懸ける本気度が伝わってくる。
食べてみて、うん。これは確かに全粒粉!という感じが一応出ている。ピュアな小麦粉とは違う、不純物(この場合は胚芽と外皮)が混ざった雑味を感じるけど、それが力強さとか香ばしさとか、プラスの方向に作用してるね。
麺の表面もノンフライなのにツルッツルじゃあなく摩擦係数が高い感じ。なので箸ですくい上げた時のグリップというか保持力が強く食べやすい。
普及価格帯の製品としては、麺がきちんと自己主張しており良いと思った。スープは比較的端正な感じなので、安っぽく無個性な麺だとアピール不足になりがちなところをうまくまとめてある。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 902105 245316 |
会社名 | 日清食品 |
製品名 | 日清麺職人 鶏ガラ醤油 |
謳い文句 | 小麦の風味がクセになる 全粒粉入りノンフライ麺 |
調理方法 | 熱湯4分 |
質量 | Net89/麺65g |
熱量 | 295kcal (1235kJ) |
Na(麺具+汁) | 0.7+1.5g(食塩相当量1.8+3.8g) |
付属品 | 液体スープ、かやく(味付メンマ・ねぎ・ナルト)、焼きのり |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | × |
麺 | 細く縮れは弱い、表面は艶がなくしなやかだがベトつかない、全粒粉のためか力強い |
汁・ソース | 透明感が残る醤油味、鶏ガラと魚介の旨味が強いがスッキリした味わい、刺激は弱い |
具・その他 | 海苔は厚いが香りは弱い、メンマは薄い、力感は弱いが麺が明確に自己主張している |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2017/10/18 |
賞味期限 | 2018/01/14 |
入手方法 | 2017/08/30 相鉄ローゼン |
税込購入価格 | 96 JPY |