カテゴリー別アーカイブ: 210大黒食品工業

No.7533 大黒食品工業 AKAGI 煮干し中華そば

No.7533は大黒食品工業、AKAGI 煮干し中華そば。2021年発売。

この製品のルーツであるAKAGI 中華そばは、当時の本庄食品(埼玉県、後にアカギに社名変更、その後大黒食品工業に統合)が1975年に発売した。小規模な本庄食品にしては大ヒット作といえる製品で東京や神奈川で普通に購入でき、学生の頃はよく食べたものだ。

当時はカップが橙色の硬質樹脂製で、外側に断熱と強度確保のためのリブが放射状に立てられ機能美を感じ、食べ終わった後にはお皿や小物入れとして重宝した。コストが高そうなカップだがその割に中身は貧弱で、いつの間にか一般的な発泡カップに変わっていた。一抹の寂しさを感じるな。

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No.6130 大黒食品工業 大黒軒 味噌ラーメン

No.6130は大黒食品工業、大黒軒 味噌ラーメン。前回のNo.6129で同社のAKAGI味噌ラーメンを紹介したが、どちらも価格が近いし購買層がほぼ被ってしまう製品同士である。同じ時期に同じ店で買ったものだが、税込購入価格は五個パックで大黒軒が259円、AKAGIが237円。果たして一食当たり4円40銭の差異が実際にあるのだろうか?

ちなみに大黒食品工業は少し前まではやはり似たような価格帯の製品である「上州らーめん」や「マイフレンド」シリーズの袋麺を出していた。これでも現在はラインナップが半分に整理されているのである。

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No.6129 大黒食品工業 AKAGI 味噌ラーメン

No.6129は大黒食品工業、AKAGI 味噌ラーメン。AKAGIブランドは今は亡きアカギ食品(旧本庄食品。現存する赤城食品とは別物)の流れを汲むもので、いかなる経緯があったのかは知らないが、現在カップの「中華そば」シリーズと今回の袋麺にのみこの名が記されている。

この製品は五個パックが税込みで200円前半ぐらいで販売されるお買い得というか安売り商品として扱われている。しかし同じ大黒食品工業には「大黒軒」ブランドの袋麺も存在し、販売価格帯も大体同じか僅かに高めという位置付け。この二つのブランドにはどのような差異があるのか、今回および次回No.6130の試食で解き明かしてゆきたい。

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