No.7110は麺のスナオシ、麺’s味工房 塩ラーメン(袋)。麺’s味工房シリーズはカップを含めて今まで八種類を試食しているが、スナオシのサイトには情報が全く無い。見返したら全てTRIALでの購入品であり、どうやらここの専売品のようだ。個装袋にはJANコードの記載が無く、バラ売りは想定していない様子。
スナオシのサイトには塩味の袋麺として「サッポロタンメン」と「塩拉麺」が載っている。「サッポロタンメン」はかつて一世を風靡したサンヨー食品「長崎タンメン」に一番近い味だとウチが喧宣した製品。そして先日「塩拉麺」を遂に入手した!これからスナオシ塩味袋ラーメントリオ、それぞれの位置付けを探っていくぞ!
食べてみて、味に大きな長所は無いものの、嫌な部分も少ない。五個パック税込169円、一食分34円弱という購入価格を考えると十分に納得できる。全体的な質感は価格相当で程々だけど、癖が少なく素直。塩分はしっかり出ているので、いろいろな肉や野菜を入れても、これらに引っ張られて大きく味を崩すことはない。
簡単な食事としては勿論、即席麺を使ったアレンジ料理を創作する際のベースとして使うのも面白そう。安いから気兼ねなく試行錯誤できるしね。
同社の「サッポロタンメン」と比べてしっかり感というかプレゼンスが高く現代的な印象。反面やや繊細さに欠け鈍重でもある。
麺は幅2.5mmで、角は丸められており、穏やかな舌触り。重量感は結構あり硬めで、昭和の袋麺みたいな軽々しさは無い。ただ歯応えは鈍く、抑揚がなく単調で、コシや歯切れの良さを楽しむものではない。腹持ちは結構良さそう。
スープは淡い黄色に濁っている。鶏と野菜を煮込んだような香りがする。ただあまり深みは無く、良くも悪くも癖は無い。サッポロ一番の塩らーめんからカレーとセロリの香りを抜いて、全体的に小ぶりにしたような感じ。塩分は結構強いので、味の薄い具をたくさん入れるのがいいだろう。
ゴマは歯応えと香りで有難味があるものの、量が少なすぎる。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 973288 572032(5p) |
会社名 | 麺のスナオシ |
製品名 | 麺’s味工房 塩ラーメン(袋) |
謳い文句 | 野菜の旨みを凝縮した特製スープ。風味豊かな塩ラーメン。いい値!旨味スープ仕立て |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net87/麺80g |
熱量 | 375kcal (1570kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量0.5+4.5g) |
付属品 | 粉末スープ(ごま入り) |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 幅2.5mmで角は丸く優しい舌触り、硬めで軽々しさ無し、歯応えは鈍く抑揚に欠ける |
汁・ソース | 淡く濁る黄色、鶏と野菜を煮込んだ香り、深みや癖はない、塩分は強く辛い刺激無し |
具・その他 | ゴマは少量、値段以上の価値、サッポロ一番塩からカレーとセロリの香りを抜いた感 |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2022/06/28 |
賞味期限 | 2022/09/12 |
入手方法 | 2022/02/08 TRIAL |
税込購入価格 | 169 JPY / 5p |