No.6162は日清食品、日清のどん兵衛 極みだし 関西風だしうどん。基本は三食パックでの販売。塩分30%カット!というのが謳い文句で、塩分相当量は3.8g(製品の内容量は90g)。
比較対象は「日本食品標準成分表2015和風スタイル即席カップめん (油揚げ)」の塩分値 (6.9g/100g)※でこれが30%減では4.83g。 内容量の補正をしても全然計算が合わないな。まあ細かな事はどうでもいいか。
※日清食品のWebサイトから転記。
厚生労働省がアナウンスする1日あたりの塩分摂取量の目標値は男性8g、女性7gであり、減塩といっても今回の製品を一日二食、具無しでもつゆまで飲むともう危険ゾーン入りだね。
2013年5月のNo.5099にて前身となる「どん兵衛 関西風だしうどん」という製品を試食している。これは食塩相当量が4.6gであり、その30%減は3.22g。今回の製品の3.8gというのは従来製品比だと17%の減塩ということになる。まあ細かなことはどうでもいいけど。
ところでNo.5099の時は揚げ麺だったのが、今回はノンフライ麺に切り替わっており、製品の根幹をなす部分が大きく見直されているではないか。
しかし従来の揚げ麺もまるでノンフライ麺みたいな緻密な食感を持っていたので、今回食べてみても、基本的な麺の性格はそう大きくは変わっていないと感じた。
ただノンフライ化したことで茹で汁への小麦粉の溶出が減ったようで、つゆがクリアになった。一方、従来品もダシが結構強かったのが、減塩による物足りなさを補うためか一段と強化されてちょっと過剰感がある。間違えて調味料をドバドバ入れすぎちゃったみたいな印象。
で、塩分が少ないとちょっと掴みどころがないというか、つゆの味の芯が弱い感じになってしまうな。健康云々はさて置き、個人的な好みで言えばダシは控えめに、塩気はもうちょい欲しいと思った。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋うどん |
EANコード | 4 902105 901083 |
会社名 | 日清食品 |
製品名 | 日清のどん兵衛 極みだし 関西風だしうどん |
謳い文句 | だしにこだわったからおいしく減塩。塩分30%カット |
調理方法 | ゆで5分 |
質量 | Net90/麺70g |
熱量 | 273kcal (1143kJ) |
Na(麺具+汁) | 0.3+1.2g(食塩相当量0.8+3.0g) |
付属品 | 液体スープ |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | × |
麺 | 扁平断面で輪郭は明確、緻密な印象だがふくよかさに欠ける、突っ張った感じは無い |
汁・ソース | 透明感がある淡い色、甘さと鰹の旨味が強い、醤油と塩が弱く掴みどころが無い印象 |
具・その他 | ダシを入れ過ぎたような味、刺激は無い、あくまで素材として薬味や具を入れるべし |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2018/01/27 |
賞味期限 | 2018/06/13 |
入手方法 | 2017/12/23 happachanよりいただく |
税込購入価格 |