No.6094はドイツの日清食品、Nissin Soba Teriyaki、北欧仕様。過去の事例からして北欧仕様といっても語句の表記がデンマーク・オランダ・スウェーデン・フィンランド語になるだけで中身はヨーロッパ圏共通だろうと推測する。この辺りの言葉は英語との関連が薄くて単語を見ても何がナンやらさっぱらんな。

No.6059で袋版のSoba Teriyaki味を試食しており、基本的な味造りはこれと同一だろうなあ。液体ソースの袋も同じものっぽいし。

Nissin Sobaテリヤキ味のイメージカラーは緑。大袈裟な湯切りブタも緑色の射出成型樹脂製。この辺の造りは競合を含めた欧州製カップ焼そば（例えばスペインGallina Blanca社のNo.6079）の文法通り。日本人の感覚からするとヘンなところに金を掛けているなあと思う。食べてみて、トロッとした甘めの醤油味は袋版と同じ。でも一点大きく異なるのはこのカップ版にだけ具として干し椎茸が入っており、これがグアニル酸炸裂という感じで（ちとオーバー）、食べた印象に結構大きな影響を与える。中華風を除くと焼そばに椎茸というのはちょっと珍しいものだが、結構うまく融合していると感じた。今回の品がソース焼そばではなく醤油味ベースということも有利に働いているのであろう。