カテゴリー別アーカイブ: 620USA

No.6714 Lipton (USA) Soup Secrets Chicken Noodle

No.6714は米国のUnilever、Lipton Soup Secrets Chicken Noodle。袋麺でもカップ麺でもなく、箱麺とでも言える形態の製品。鍋と器が必要なことから分類上は袋麺として扱うこととする。スープが付いた麺というよりは、スープの具として麺が入っているようなものであり、スーパーでも即席麺ではなく缶詰などを含むスープの売り場に置かれていた。日本で生まれた即席麺の影響をあまり受けていないというか、全く無縁の製品のように思われる。

リプトンはスコットランドが発祥であり日本では紅茶の会社という認識だが、世界的には幅広い事業展開を行っており、アフリカでは一般的な即席麺(揚げ麺)も販売している。

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No.6713 Maruchan Ramen (USA) Shrimp Flavor

No.6713は米国のMaruchan Inc.、Maruchan Ramen Shrimp Flavor。米国の即席袋麺を代表する品と言っても過言ではないMaruchan Ramenの中でも、Chickenと並ぶ看板商品であるShrimp味。これは過去ウチで何度も採り上げている品であるが、前回の試食(No.4454)からはほぼ十年経っているので、定番製品の定例チェックという意味で食べてみた。

▲10年前のShrimp味パッケージ

ちなみにパッケージの調理例写真は三~四年ぐらい前からフォークが添えられるようになると同時にエビが器の外へ追い出されており、何か理由があるのかな?と勘ぐってみたりして。

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No.6692 Maruchan Ramen (USA) Picante Beef Flavor

No.6692は米国のMaruchan Inc.、Maruchan Ramen Noodle Soup Picante Beef Flavor。辛い牛肉味。姉妹品のPicante Chickenはどこへ行っても割と簡単に見付けることができるのだが、このPicante Beefはなかなか見付けられず、やっと出会えた時の喜びは天にも上る気分であった。

Maruchan Ramenは現在17種類あるうち、今回が13種類目の試食となる。既に14種類目も入手しているのでそろそろ「完全制覇」の四文字が目の前にチラ付いてきたよ、頑張ろう!なんたって米国でNo.1シェアの即席袋麺なんだから。

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No.6683 Nissin Foods (USA) Top Ramen Soy Sauce Flavor

No.6683は米国の日清食品、Top Ramen Soy Sauce Flavor。手持ちのTop Ramenは今回で最後となる。Top Ramenは2017年10月に全面リニューアルを行い、現在6種類が存在する(最近追加されたカップ版は除く)が、今回で5種類目の試食となる。残る一つはHot & Spicy Beef味で、なるべく早いうちに入手・試食して完全制覇しなくちゃ。

▲米国日清のサイトより借用

なお今回の品には載っていないが、最近の品にはサンリオの「ぐでたま」のキャラクターが描かれている。香港の日清は福ブランドでチキンラーメンひよこちゃんのキャラクターを引用していたが、米国ではそのやり方は踏襲しなかったんだな。

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No.6677 Nongshim America (USA) 辛 Shin Ramyon

No.6677は米国のNongshim America、Shin Ramyon。言わずと知れた韓国辛ラーメンの米国生産版。農心(Nongshim、농심)は2005年に米国西海岸のLAに工場を設立し、米国及び周辺諸国へ製品を供給する。また中国進出は遥か前の1986年に上海、のちに青島や沈陽にも工場を建てている。

▲米国産の証

ここ十数年様々な国の即席麺売り場を見てきた中で、多くの地で見掛ける強力なブランドとして「辛ラーメン」「Cup Noodles」「Maggi」「Indomie」の四つが挙げられる()。しかしウチで再三報告しているようにCup Noodlesは生産国によって麺もスープも大きく異なり、日本のカップヌードルの味や品質を海外版にも求めると失望する。

生産量では中国の康師傅が一番だと思われるが、国内需要に対応するので手一杯なのか、中国以外では滅多に見掛けない。

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No.6664 Nissin Foods (USA) Sopa Nissin Sabor a Camarón

No.6664は米国の日清食品、Sopa Nissin Sabor a Camarón。エビ味で、No.6656で姉妹品のSabor a Res(牛肉味)を紹介している。米国の日清は北米向けにTop Ramenという袋麺があるが、中米向けにはこのSopa Nissinを輸出する(中米向けカップ麺はメキシコ製)。

今回のエビ味は同じものを二個入手し(自分で買った/人からの頂き物)、両方を食べたら結構印象が異なった。最初に食べたのはまろやかで包み込まれるような味、後で食べたのは痩せた味。見た目と賞味期限は全く同一なのだが製造ロットの違いか?あるいは流通・保管条件の違いか?今回の試食記は好印象だった最初に食べた方のものである。

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No.6656 Nisins Foods (USA) Sopa Nissin Sabor a Res(中米向け)

No.6656は米国の日清食品、Sopa Nissin Sabor a Res。牛肉味。米国の日清食品は同国およびカナダ向けの袋麺のとして「Top Ramen」を販売しているが、中米へは今回の「Sopa Nissin」シリーズを出している。日清はメキシコに工場があるのだが、このSopa Nissinは袋の裏面に小さく「Hecha en EUA」と記されており米国製(Estados Unidos de América)。何故メキシコで作らず米国から中米へ輸出するのか、深い謎である。

▲北米向けTop Ramen

▲タイ日清の袋麺(Tom Yum Shrimp Saab Flv.)

Sopa Nissinのパッケージはどこかで見覚えがあるなあ・・・と考えたら、タイ日清の袋麺とソックリなのだった。真ん中を貫く白帯に日清の丼マークが、日清の基本デザインの一つなのかな。

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No.6647 Nissin Foods (USA) Top Ramen Chili Flavor

No.6647は米国の日清食品、Top Ramen Chili Flavor。右上に「Vegetarian」と書かれており、また左にはNo Added MSG(Monosodium Glutamate、グルタミン酸ナトリウム)との表示がある。

畜肉エキスを用いず、更に化学調味料の主要成分をも使わないということは、味造りにおける自由度を大きく制限することになり、これでホンマに大丈夫なの?と心配してしまう。だが米国日清が一部の品種とはいえメジャーな製品であるTop Ramenで敢えてこの茨の道を選んだことは、畜肉成分や化学調味料を忌避する人たちが米国に一定数存在することの証であろう。

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No.6641 Koyo (USA) Tofu Miso Ramen

No.6641は米国のKoyo、Tofu Miso Ramen。ウチでは初めて扱う会社だが、Koyoという社名を聞いてこれは日本の「光洋」かな?葉っぱのマークの色からすると「紅葉」かも?今回の品に関してみても豆腐やら味噌だのと言っているし、たぶん日系もしくは日本の資本が入った会社なのだろうと思った。

しかしパッケージやWebサイトを見てもそれらしい記述は見当たらなかったし、オマケに製造は中国だときたもんだ。基本は健康志向の製品を扱う会社のようで、日本っぽいイメージを表に出すことで「体にいいでっせ!」と言いたげでもある。会社のスローガンは「an UMAMI Adventure」、さぞかし旨みが際立っているのだろう。

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No.6637 Nissin Foods (USA) Top Ramen Beef Flavor

No.6637は米国の日清食品、Top Ramen Beef Flavor。Top Ramenは2017年10月に中身も外観もガラッと変わった全面リニューアルを行い、今回の試食は新しくなってからの三食目である(No.6487でChickenを、6499でShrimpを紹介している)。

▲昔のTop RamenとMaruchan Ramen(現行)

従来のTop Ramenは波模様をはじめとするパッケージのグラフィックが最大のライバルであるMaruchan Ramenと何となく雰囲気が似ているな~と思っていたが(どちらが先とは言わないが)、今回のリニューアルで完全に決別したと言えよう。なお米国でのシェアはMaruchanの方が上。

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