No.6707はスペインのGallina Blanca、Yatekomo Oriental (Cup)。ちょっと前にほぼ同じ製品を名を変えて販売しているイタリアStar社Saikebonは、語源が「Sai che buono?(=Do you know how tasty is it?/美味しいですか?)」だとイタリア人に教えてもらったのだが、同時にこのYatekomoはきっと「Ya te como(=I eat you)」のことらしいとのこと。スペイン語はさっぱらんけど「食べちゃうよん」みたいな意味なのかな?
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No.6697 Yatekomo (Spain) Parrilla (Cup)
No.6697はスペインのGallina Blanca、Yatekomo Parrilla (Cup)。Parrillaはスペイン語でグリルのことで、たぶんバーベキュー味と同じような意味で使われているのだろう。
▲EU製で味の素グループとのコラボだよん、とある
カップ側面に「Edición Limitada」と書いてあるのは限定版という意味。「限定」が期間を指すものか地域を指すものかは不明。同社のWebサイトには本製品に関して外観の写真こそ一応載っているが、口上をはじめとした諸情報が空欄になっていて、なんだか訳アリな様子が伺える。
No.6666 Maggi (Spain) Fusian Pasta Oriental Sabor Ternera
No.6666はスペインのNestlé España、Maggi Fusian Pasta Oriental Sabor Ternera。仔牛風味で製造はウクライナ。最近ウチが注目している欧州発の汁なし麺である。今回の製品はお湯の量の指示が200mlと日本の袋焼そば程度。
ここで情報を整理すると、袋の汁なし麺は三通りに大別できる。
①少量のお湯とともにフライパンで麺を炒め、水分を飛ばし味付
→ 日本の袋焼そば
②たっぷりのお湯とともに鍋で麺を茹で、湯切りし味付
→ インドネシアのミーゴレン、韓国の炒め麺など
③少量のスープとともに鍋で麺を茹で、水分をほぼ吸収させる
→ 欧州の汁なし麺
今回の品は③に相当する、日本には無いタイプの製品である。 続きを読む No.6666 Maggi (Spain) Fusian Pasta Oriental Sabor Ternera
No.6665 Yatekomo (Spain) KE Pasta Parmesana
No.6665はスペインのGallina Blanca、Yatekomo KE Pasta Parmesana。チーズ味のマカロニである。製品名の「KE」って何?と思って調べてみたら、「何/what」のスペイン語である「Qué」のことらしい。何とパスタだ!という感嘆文なのかな(違ってたらゴメン)。Yatekomoのラーメンにはポーランド味の素との関連を示す表示があるのに今回の品は無し。Gallina Blancaの独自開発品なのだろう。
電子レンジ調理専用と割り切った製品。冷水を注いで800Wで4分※加熱したらかき混ぜ、3分放置した後に食べる。お湯がいらないのは良いけれど、食べるまでに実質7分かかるんだな。
※600Wの電子レンジでは加熱時間が4分30秒
No.6642 Yatekomo Zero (Spain) Oriental Fideos de Arroz
No.6642はスペインのGallina Blanca、Yatekomo Zero Oriental Fideos de Arroz。汁ありの米粉麺である。このBlogで何度も説明してきたようにGallina BlancaのYatekomoはポーランドの味の素によって製造されたもので、カップの側面にはAjimonotoのロゴが付いてい・・・ありゃ、今回の品には付いていないな?
カップに「Los Originales(オリジナル)」と書かれている。生産国の記載が無い(EU製品ではこれが普通)ために確証は無いけれど、もしかしたらこれは脱味の素、Gallina Blancaの独自製品なのかもしれないな。
続きを読む No.6642 Yatekomo Zero (Spain) Oriental Fideos de Arroz
No.6628 Gallo (Spain) Nissin Soba Original
No.6628はスペインのGallo、Nissin Soba Original。今回の品はドイツ日清がハンガリーの工場で作った製品をスペインの食品会社Galloが販社となって同国内で展開するもの。No.6533で同じ形態である袋版のSobaを紹介している。Gallo版Nissin Sobaのバリエーションは本家ドイツ日清版とでほぼ共通なのだが、今回のOriginal味だけは本家版には存在せず、このGalloブランドけに用意されるものである。
▲右のスペイン版は箸がフォークに代わっている
過去ウチではやはり黄色いキャップが付いたClassic味をNo.4983等で試食しており、てっきりこれがOriginal味に改名したものだと勘違いしていたが、よく見るとキャップの黄色が微妙に違う色だった。
No.6360 Knorr (Spain) Pasta Pot Carbonara
No.6360はスペインのUnilever España SA、Knorr Pasta Pot Carbonara。No.6345で姉妹品のSetas(キノコ)を食べている。
二日前に食べた同じスペインのNo.6358 Nestlé Maggi Fusianとカップの形や構造がよく似ているなあ、と思って現物の比較をしてみたら寸分違わず一致した。透明樹脂フィルムをカップ状に成型し、外側に厚紙を貼るというもので、カップ底部へエンボス状に識別記号が打たれていたところまで一致。まあ食品会社が容器まで一貫製造しているとは思えないし、MaggiとKnorrという競合する企業同士がたまたま同じ汎用容器を採用した、というところかな。
No.6358 Maggi (Spain) Fusian Pasta Oriental Pollo
No.6358はスペインのNestlé España SA、Maggi Fusian Pasta Oriental Pollo。チキン味で実際の製造はウクライナ。このFusianシリーズはいままで三回袋版の焼そばをを紹介してきたが、今回は初のカップ版。Nestléはスペイン以外のヨーロッパ各国でもこのFusianシリーズを展開しているが、仕向地によって品揃えや仕様は違うみたい。で、スペインのFusianは基本的にYakisoba(袋のみ)およびPastaの二種類に大別される。
Pasta系列を食べるのは今回が初めて。日本人の言語感覚からするとパスタと言うならスパゲッティやマカロニ等をソースに絡めて食べるものを連想したのだが。
No.6348 Gallina Blanca (Spain) Yatekomo Gambas
No.6348はスペインのGallina Blanca、Yatekomo Gambas。ガンバスとは海老のこと。私が勘違いしてしまい、YouTube動画では本製品のことをイタリア製だと紹介してしまったよ。というのも今回のGallina Blanca社・YatekomoとイタリアのStar社・Saikebonはどちらもポーランドの味の素が作っており、中身は実質的に同じモノであるから。
そういえばカップ側面の上部に「Los Originales」というキャッチフレーズが書かれていて、イタリア語でLosなんて単語を使うのかな?と一瞬疑問に思ったんだよね。とはいえ明らかに私のポカミスであり、混乱させてすみませんでした。
No.6345 Knorr (Spain) Pasta Pot Setas
No.6345はスペインのUnilever España、Knorr Pasta Pot Setas。セタスはきのこのこと。麺はらせん状にねじったフジッリである。
パスタはiramen.netの取扱範疇に入るのか?と疑問を持たれる向きもあろうけど、人類麺類皆兄弟、来る者は拒まず。どちらも小麦が原料なのだし実際のところ海外の即席ラーメンにはパスタっぽい味のスープもよくあるのでパスタとラーメンの境界は結構曖昧だ。ただ海外のパスタ系製品で油揚げ麺というのはまだ見たことが無いけど。(日本ではカップ麺の黎明期に揚げ麺によるスパゲッティがいくつか発売されていた)