カテゴリー別アーカイブ: 117サンポー食品

No.7597 サンポー食品 三宝だし本家 博多ごぼう天うどん

No.7597はサンポー食品、三宝だし本家 博多ごぼう天うどん。1984年に発売されたごぼう天うどんのブランドリニューアル品、とのこと。なんだか随分とお上品で高級そうなパッケージデザインになったものだなあ、隔世の感を禁じ得ないよ。

▲左二つは製造時期不明、右端は2002年
左端(厚紙のフタ)は注意アイコンが無く昭和モノかも?

というのも、同社の歴代のごぼう天うどんのパッケージははお世辞にも上品とか洗練という言葉からはかけ離れたものであり、むしろ泥臭く魂に訴えかけるようなエモーショナルな文字が眼に飛び込んでくるのが特徴だった。

一方で関東育ちの私に柔らかいうどん+ごぼうの天ぷらという甘美な世界を教えてくれたのも歴代の本製品達であり、密かに感謝の念を抱いているのだ。

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No.7557 サンポー食品 コクの一杯 鶏ガラ醬油ラーメン

No.7557はサンポー食品、コクの一杯 鶏ガラ醬油ラーメン。2023年7月に今回の品の他に豚骨ラーメン(No.5717で紹介)、味噌ラーメン、海鮮しおラーメンの四種類が発売された。2024年2月には鶏白湯ラーメン(No.7537)が追加されたが、現在同社サイトには情報が載っていないので、期間限定だったのかも。

オープン価格ではないものの、税抜希望小売価格が172円なので同社の焼豚ラーメンよりも格下の、お買い得品としての位置付けなのだろう。不思議と関東圏でも安売りの現場によく遭遇する。CGCグループ限定かな?

そんな安価な製品だが、フタのグラフィックはちょっとお洒落であまり古臭さを感じないもの。

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No.7537 サンポー食品 コクの一杯 鶏白湯ラーメン

No.7537はサンポー食品、コクの一杯 鶏白湯ラーメン。姉妹品の豚骨拉麺をNo.7517で紹介している。税抜希望小売価格172円の安価な製品。

関東圏で同社の製品はたまに焼豚ラーメンを見掛け、ヤオコーなど特定流通経路で同社サイトに載っていない製品を発見する程度なので稀少価値が高い。

ところが昨年7月に発売されたコクの一杯シリーズは安売り現場に遭遇する機会が多々あり、何故この製品だけが?と疑問に思っていた。そして冷静に思い出してみたら、見掛けたスーパーはみなCGCグループ系列だということに気が付いた。もしかしたら自前で営業網を築くのではなく、流通大手に委託することで全国展開を図っているのかな?

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No.7277 サンポー食品 焼豚ラーメン こってり豚骨推し

No.7277はサンポー食品、焼豚ラーメン こってり豚骨推し。昨年11月の発売で、まだ同社のサイトには製品情報が載っている。一昨年前に同名製品を発売した、そのリニューアル版。「推しシリーズ」なのだそうだが、同じ九州のマルタイには「うま推しシリーズ」があったなあ。

焼豚ラーメンはサンポー食品の看板製品として確固たる存在なのだが、その派生製品は短期で頻繁に入れ替わるため商圏外の人間にはなかなか把握し難いものがある。まして入手出来るか否かは運に任せることになりがち(今回の品はいただき物)。コロナも落ち着きつつあるので、そろそろ九州遠征をしなけりゃならんなあ。もう十五年以上は九州の地を踏んでいないし。

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No.7187 サンポー食品 ばりよか 焦がしにんにくラーメン

No.7187はサンポー食品、ばりよか 焦がしにんにくラーメン。同社の看板製品である焼豚ラーメン一族は税抜希望小売価格が214円なのに対してこのばりよかシリーズは170円、安売り店での実勢価格は100円近辺でそもそもクラスが違うものである。でも関東圏の人間にとっては焼豚ラーメンと同格な製品に見えてしまうなあ。

フタの左端には添付以外の食用油を加えないでとのアイコンが。確認したらサンポー製品の全カップ麺に付いている。他社製品には無いものなので、日即食協が定めるもの(やけどに注意・電子レンジ調理不可・移り香注意)ではなくサンポーが独自に設定したものなんだね。同社の問題意識が表れていて興味深い。

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No.7157 サンポー食品 焼豚ラーメン 和歌山豚骨しょうゆ

No.7157はサンポー食品、焼豚ラーメン 和歌山豚骨しょうゆ。今年四月の発売で、今からの入手は難しいだろう。同社は九州の佐賀県に本社と工場を置く地元密着型の即席麺を製造してきたのだが、今回の製品は『和歌山』だと?九州以外の地名を冠する点でかなりの異端児であるといえる。ウチはサンポーの試食履歴が80食以上あるのだが、こんなのは初めてだよ。もしかして全国展開を行うための先兵だったりして?

調べたところ、サンポーの棒状袋麺で北海道味噌ラーメンというのが去年の四月頃に出ているらしい。マルタイにも似たような製品があるし、九州の会社が北海道の味を目指すのは結構興味深いなあ(その逆は珍しくないけど)。

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No.7067 サンポー食品 九州だし仕立て 柚子胡椒うどん

 

No.7067はサンポー食品、九州だし仕立て柚子胡椒うどん。2021年の9月に買ったものだがWebサイトには製品情報が載っていない。更に調べてみたら同社のtwitterで今回の柚子胡椒うどんは「ヤオコー限定商品」との表示を見付けた。確かにこれはヤオコーで遭遇発見して喜び勇んで購入した品である。

ヤオコーは埼玉が発祥の地で、現在181店舗を展開する(完全子会社のエイヴィ12店舗を含む)スーパーマーケットであり、そのすべてが関東圏に集中する。なのでこれは九州の人や佐賀県民の知らないサンポーのカップうどん、ということになるのかな。ちょっとだけ関東人にも御慈悲を恵んでいただいたような気分。

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No.7037 サンポー食品 屋台仕込み風の豚骨ラーメン

No.7037はサンポー食品、屋台仕込み風の豚骨ラーメン。前回のマルちゃん大盛!シリーズと同様ヨーカ堂系の専売商品で、どちらも税抜価格は98円。

▲写真の提供は福岡市

フタの右端に「写真提供 福岡市」と記されているのが妙に気になった。いくらプライベートブランドみたいな品だからといえども、製品の顔であるパッケージの写真を他所から借りてくるのは如何なものだろうか?サンポーには矜恃が無いのか?と。

福岡市のサイトを調べたところ、まるごと福岡・博多というフリー画像検索サイトへのリンクを発見。ここでラーメンそのものの画像は無かったが、背景にある屋台と一致する写真を確認!この程度なら許容範囲かな。なんだか宝探しをしているみたいだが。

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No.7007 サンポー食品 わかめラーメン

No.7007はサンポー食品、わかめラーメン。No.6997で紹介したごまづくし担々麺と同様に同社のサイトには製品情報が載っていない品。関東圏のスーパーであるヤオコーで購入したもので、ここの専売製品かもしれない。岩手県広田湾産のわかめを使っているのがコダワリの点(競合は輸入モノが多い)。

今ではわかめが大量に入ったカップ麺といえばエースコックという構図が確立しているが、私の知る限り初めてのわかめラーメンは1970年代終盤のイトメンで、続いて82年にペヤングのまるか食品、83年にエースコックが製品を発売した(他にももっとあると思う)。やはり地方のローカルメーカーでは全国的な流行を作り出すには力不足だったのかな。

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No.6997 サンポー食品 ごまづくし担々麺

No.6997はサンポー食品、ごまづくし担々麺。同社のWebサイトには製品情報が載っておらず、特定流通経路の専売製品のようだ(今回の品はヤオコーで購入)。関東圏で入手できるサンポー製品にはこのパターンが多い。

フタには「約5000粒ごま入り ※いりごま、すりごま、ごまパウダーの合計」と書かれている。5000粒というのがどの程度なのかピンと来ないのだが、調べてみるとひと粒が大体0.0025~0.003gぐらい(産地や種類によって異なる)だそうで、5000粒なら12.5~15g程度となる。本製品の総質量86gから麺60gを引くと26gで、その半分程度がごまで占められているんだな。

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