No.6507はオーストリアのGunz、Asia Gold Huhn-Geschmack。チキン味。No.6497の試食で姉妹品のOrientalische Art(東洋スタイル)を採り上げており、この時の経験からこのAsia Goldは日本のカップ麺からはかなりかけ離れた価値観の下で作られているな、ということを認識した。今回は予備知識があるので驚ろかないぞ!
購入価格が2.50EURと高いのはバリバリの観光地(ギリシャのサントリーニ島)の中心にある店で買ったから。普通にスーパーで買えばずっと安いはず。まあ一期一会だからしょうがない。
今回のAsia Goldは中央右に置いてある
さりげなくあの英Pot Noodleもあった
店員の愛想がいいのはたくさん買ったから
食べてみて、No.6497東洋スタイルと違いがよく判らない。まあ東洋スタイルが全然東洋やアジアっぽさが無くて洋風コンソメ味みたいなものだったし、今回のチキン味との差異は殆ど無い。同時比較すれば醤油の香りの有無とかがそれなりに違うのかもしれないが、十日以上間を空けての試食だと誤差範囲になってしまうよ。
麺は細くて気泡感が強く、粘りに欠けて脆い。おもてなしに欠ける不愛想な印象の麺。スープはまろやかなチキン味で麺と比べるときちんと考えて作り込んであると感じた。うま味は人工的だが過不足なく嫌味も無い。粉末乾燥臭さも無く隙間のない味。僅かに胡椒の刺激がある。具は微細な乾燥野菜が入っているが全体の印象を左右するものではない。
明確な汁高麵低の製品・・・って、一連の印象はNo.6497東洋スタイルと全く一緒だなあ。
国名 | オーストリア |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 9 002859 104411 |
会社名 | Gunz |
製品名 | Asia Gold Huhn-Geschmack(製造はチェコ) |
謳い文句 | Premium Quality |
調理方法 | 熱湯3分 |
質量 | Net50g |
熱量 | 146kcal (610kJ) |
Na | 〜g(食塩相当量0.37g) |
付属品 | なし。粉末スープは混込済 |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | × |
麺 | 細く気泡感が強い、麺が横に並んだ状態で成型される、湿気っぽい歯応え、頼りない |
汁・ソース | 濁り感があるチキンコンソメ味、アジア的要素は無い、No6497オリエンタル味に近い |
具・その他 | 細かな乾燥野菜は有難味が無い、日本のカップ麺に慣れた人には受け入れ難い製品 |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2019/09/18 |
賞味期限 | 2019/09/07 |
入手方法 | 2019/05/19 Santorini(Greece) |
税込購入価格 | 2.50 EUR (≒308 JPY) |