No.7566 Indomaret (Indonesia) Mi Goreng ala Indonesia

No.7566はインドネシアのIndomaret、Mi Goreng ala Indonesia。インドネシア風焼そばのミーゴレン。

Indomaretはインドネシア最大手のコンビニチェーンで、ここのプライベートブランド製品。製造はインドネシア日清。英語でIndonesian-Style Fried Noodleとあるのに加え、日本語でインドネシアミーゴレンと書かれている。今回の品の他に赤いパッケージのPedas(激辛)バージョンも存在する(未購入)。インドネシア日清はU.F.O.ブランドのカップ焼そばを同国で販売しているが、今回の品はこれとは別物で、二~三割安価(7,900IDR、約81円)。

食べてみて、インドネシアでシェアの高いインドゥミーやスダップ等のカップミーゴレンと比べて味や香りがやや大人しく控えめな印象だが、決して悪い印象は受けなかった。普段着感覚のミーゴレン、という感じかな。強い刺激が欲しければPedas(激辛)バージョンもあるのだから、これでいい。

麺の湯切りを要するミーゴレンだが、インドネシアのカップ麺で湯切りのための仕掛けを用意してくれている製品は滅多にない。だが今回の品はフタにベロが上下二か所付いており、そのうちの一つを細い隙間程度に開けることで、お湯を捨てる際に中身を排出させないためのフィルタとして機能させるようにしている。

単純で安価な仕掛けだが無いよりは百倍マシだろうと思ったが、フタとカップとの接着が強固すぎて丁度良い具合の隙間を形成するのが結構難しい。結果的にあまり上手くいかなかった。日清が作るのならば、日本で主流の二層シート剥がし方式(私が勝手に命名)を導入することで、インドネシアの人達が幸せになるのになあ。

麺は幅2mmの扁平断面で、表面は少しザラついている。湯戻しは四分だが、気泡感のある軽い食感で、あまりコシはない。湯切りをするので揚げ物の香ばしさは弱い。製造はインドネシアの日清食品だが、日本のU.F.O.とは殆ど関連性のない麺である。

ソースは甘めで、ミーゴレンとしては控えめで優しい味。脂っ気は弱く、僅かに酸味がありスッキリしている。辛さも控えめ。但しこの製品は姉妹品に激辛バージョンがあるので、敢えてとことんマイルドにしているのだろう。うま味は強く、南国っぽい香辛料が漂ってくる。攻撃性は弱いが、決して退屈ではない。

大豆蛋白質のチップは食感が肉に近く、意外に有難味がある。ふりかけの揚げネギは香ばしくて効果的。

国名 インドネシア
ジャンル カップミーゴレン
EANコード 8 994096 226197
会社名 Indomaret
製品名 Mi Goreng ala Indonesia (製造はインドネシア日清)
謳い文句 Indonesian Fried Noodles / インドネシアミーゴレン
調理方法 熱湯4分お湯切り
質量 内容量88g
熱量 420kcal(1,758kJ)
Na 1.14g
付属品 液体ソース、粉末ソース、かやく(大豆蛋白質)、調味油、揚げネギ、フォーク
ノンフライ麺 ×
湯切り
2mmの扁平、表面はザラつき気泡感がある軽い食感、コシは弱い、UFOとは無縁の食感
汁・ソース 甘く僅かな酸味と辛さでスッキリ、ミーゴレンとしては控えめな味だが退屈ではない
具・その他 大豆蛋白質は肉に近い食感で良、Indomaretはコンビニチェーン、同国の日清が製造
総合評価 ★★☆2.5
試食日 2024/08/06
賞味期限 2024/12/06
入手方法 2024/07/05 Indomaret (Indonesia)
税込購入価格 7,900 IDR (≒81 JPY)