No.5712はリトアニアのKauno Grūdai社、AYA　Vegetable Flavour。たぶんNo.5694のSunYanと中身は同じ。この製品は作り方の自由度が高く、鍋で煮る／丼お湯入れ／電子レンジの三通りを選べる。ので、今回は電子レンジで製作した。日本では全然流行らない電子レンジ調理だが、世界的に見れば結構一般的。大別すると水を入れて加熱するものと、熱湯を要求するものの二通りの潮流がある。この製品は丼に麺とスープと、そして水400mlを入れるもの。熱湯じゃないから加熱時間はちょっと長め。850Wで5分なんだが、うちの電子レンジは最高出力が700Wなので時間は二割増しかな？まあ時間は掛るが熱湯を要求しない分作る上での敷居は低く感じる。茹でて作ってもハードな印象が強いKauno Grūdai社の麺だが、その特徴が電子レンジ調理だとより強調される印象。その反面、茹でる際の麺をかき回してほぐす工程が無いので澱粉の溶出が少なくスープがクリアである。これは丼お湯入れ方式の場合でも同様だが、電子レンジ調理の方が湯戻し温度が高いので、丼お湯入れ方式のように湯戻り不足という程ではなかった。何れにせよ加熱時間が麺の質感に大きく影響するみたい。