No.5561マレーシアのAeon（Juscoブランド）カレー味ラーメンは賞味期限が2013年11月のもの。i-ramen試食記上で好き勝手に製品の印象を語っているのは、賞味期限というメーカとユーザの暗黙の約束を守っているからこそであり、No.5561はそれを大きく破ってしまったので総合評価は空欄にしてある。試食記の内容もあくまで参考ということで捉えてほしい。

No.5561は頂き物だが「だいぶ昔に買ったものだけど本当にいいの？」と聞かれた上て納得して入手した。たぶん2013年のF1マレーシアGP観戦の際に購入したものだろう。製造業者は初めて聞く名前だし、Aeon/Juscoのマレーシア向けプライベートブランド品ということで資料的価値は大きい。

即席麺の賞味期限は国や企業によって設定が異なる。日本の場合は少し前までは製造時からカップ麺が5ヶ月、袋麺が6ヶ月だったのが最近夫々6ヶ月と8ヶ月に延ばされた。海外では1年や2年というものも珍しくないし同じ国でもメーカ毎に独自の賞味期限を設定している場合もある。

勿論賞味期限を一日でも超過したらとたんに不味くなったり毒になることも無いので、実際の運用はあまり神経質になることはないと思うが、かといってじゃあ何日の超過まではいいのかなんてのも基準はない。なのでi-ramen試食記では極力賞味期限内に試食を行うようにスケジュールを組んでいる。

経験上、賞味期限を大きく越えるとまずネギ等のかやくが茶色く変色して、見た目で食欲を減退させる。粉末スープは場合によっては吸湿して泣いてしまって（今回の試食品もそうだった）きっと香りは飛んでる。油揚げ麺の場合は油の酸化が進んで匂いが悪くなるし、過酸化脂質が増えて発癌のリスクが高くなるかも。まあ当たり前の話だが、即席麺はなるべく製造して間もないのを食べるのが良いし美味しい。