No.6957はサンヨー食品、サッポロ一番 みそラーメン 旨辛。2013年9月の登場。今年の四月に購入して五ヶ月貯めこんだ後の試食となる。しかし今日同社のWebサイトを覗いたところ、本製品はこの九月にリニューアルされたばかりではないか!(しまった!)
▲今月リニューアルした品
(画像はサンヨー食品のサイトより拝借)
新しいバージョンではパッケージおもて面の「みそラーメン」と「旨辛」の上下位置が逆になり、背景も赤黒から黒一色に変化している。中身に関しても質量や栄養成分の数値等全てが変わっており、麺もスープも見直されているようだ。というわけで今回の試食記は旧バージョン品のあまり役に立たないレビューである。ウチは在庫の滞留時間をもっと短くしなけりゃいかんなあ。
食べてみて、普通のサッポロ一番みそラーメンとは結構違うなあと感じた。辛さだけでなく、全体のバランスとか麺質等が別物である。七味唐辛子が無くなった代わりに液体の旨辛タレが付いているのが効いているのかもしれない。
とはいえ、普通のみそラーメンとの関連性が全く無いという訳ではなく、粉末っぽい味噌の香りは慣れ親しんだあのみそラーメンに近いもの。中身を知らされずに食べた場合、私はサッポロ一番みそラーメンの匂いがします、と答えられると思う。
まあパッケージの「みそラーメン」の書体は同じものを使っているのだし、正直なところもっと強い関連性を持たせた方が良いんじゃないかと感じた。
麺は細い角断面でボリューム感は弱く、輪郭は明確で機敏な舌触り。表面は滑らかで、引き締まっている印象。普通のサッポロ一番みそラーメンの麺とはかなり異なる食感で、シャープな方向に大きく振ってある。
スープはやや粉っぽく、辛さが心地良いが、激辛ではない。甘めで中国・韓国系の豆味噌の香りがする。粉末っぽい香りの中に、普通のサッポロ一番みそラーメンの匂いが僅かに残っている。うま味は十分以上に出ている。結構強い味なので、野菜をたくさん入れたくなった。
辛いと言っても過激さは無く、まとまりも良い。だが単に普通のサッポロ一番みそラーメンを辛くしただけでなく、バランスや食感がかなり異なっており、申し訳程度に慣れ親しんだ香りを残した製品なので、パッケージももっと違うものであることを主張する方が親切なのでは?と感じた。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 901734 033783 (新バージョンは043690、5p:043706) |
会社名 | サンヨー食品 |
製品名 | サッポロ一番 みそラーメン 旨辛 |
謳い文句 | 特製旨辛タレ付 |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net100/麺80g |
熱量 | 430kcal (1800kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量2.3+4.1g) |
付属品 | 粉末スープ、旨辛タレ |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 細い角断面で表面は平滑、輪郭は明確、普通のみそラーメンとは違いシャープな食感 |
汁・ソース | 心地良い辛さ、大陸系の甘い豆味噌の香り、普通のみそラーメンの匂いも僅かに残る |
具・その他 | 強い味で野菜を入れたい、過激さはなくバランス良、普通のみそラーメンとは別系統 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2021/09/02 |
賞味期限 | 2021/09/30 |
入手方法 | 2021/04/10 グルメシティ |
税込購入価格 | 106 JPY |