No.6816はサンヨー食品、元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン。川崎のソウルフード、だそうだ。同じ神奈川県民である私はまだ実在の店舗で食べたことがないのだが、知人が強く推しているのでそのうち行こうと思っている。まあこのご時世、それなりの必然性が無い限りは街へ出ないようにしているので、もうちょい先のことになるかな。
側面に水色の吹き出しで「帰ってきた!!」とあり、調べてみたら2019年11月が初出で、今回の品は2020年9月にリニューアルで再登場したもの。ここ一年以上海外製品ばかり採り上げていたから国内モノはすっかり浦島太郎状態になってしまったよ。知識の空白期間が出来てしまっていかんなあ。
食べてみて、日本における一般的な担々麺とはかなり趣が異なる印象。クリアで程々に辛いのだが、尖った部分が無く平和的な味である。製品全体としても税抜希望小売価格220円という割には高級感や突出した部分は何も無く寧ろ安っぽい気もするのだが、程々の麺やスープや具が手を取り合って全体調和というかチームワークの良さを感じさせてくれた。
麺は細めで角は丸められている。ツルツルではなくボソボソした舌触りで、古風というか少なくとも令和の麺ではないよなあ。縦型カップにしては結構量が多いのだが、あまり重厚さとか存在の大きさは感じない。
スープは日本人がイメージする担々麺:豆板醤に練りゴマを合わせ赤いラー油が表面に浮く濃い味、とはかけ離れたもの。透明感がありスッキリした口当り。でも決して鋭くはなくニンニクや玉ねぎの香りがほんのり漂ってくる。唐辛子の刺激や柑橘系の香りがあり、メリハリがあって食欲を誘う。
具のかき玉はフワフワして拡散しており実体感に欠けるが、この製品の重要な構成要素である。挽肉は小さくて少ないが存在感がある。個々の要素は突出することが無く地味だが、製品としてはうまくまとまっていると感じた。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 901734 040835 |
会社名 | サンヨー食品 |
製品名 | 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン |
謳い文句 | 崎のソウルフード 先代から受け疲れた秘伝の味 |
調理方法 | 熱湯3分 |
質量 | Net93/麺70g |
熱量 | 400kcal (1675kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量2.3+4.7g) |
付属品 | なし。粉末スープ、かやく(味付卵・唐辛子・味付鶏肉そぼろ)は混込済 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 細めで角が丸められている、ツルツルではなくボソボソした舌触り、古風で軽めの麺 |
汁・ソース | 一般的な担々麺とは違い透明感がある、心地良い辛さとニンニクの香りが食欲を誘う |
具・その他 | かき玉は拡散しがち、挽肉は少ないが存在感大、個々の要素は地味だがまとまりが良 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2020/11/21 |
賞味期限 | 2021/02/27 |
入手方法 | 2020/09/16 相鉄ローゼン |
税込購入価格 | 192 JPY |