No.6758は米国のMaruchan Inc.、Sopa Maruchan Sabor a Pollo Picante。中米向け輸出仕様の辛いチキン味。

最近中米向けSopa Maruchanの試食記をちょくちょく上げておりこれが四種類目。今まで紹介してきたチキン・海老・牛肉味は北米向けMaruchan Ramenとパッケージの色が揃えてあったのに、今回のピリ辛チキンは基調色が異なる。辛さをイメージする色彩感覚には地域性があるのかな？白基調でイタリアンカラー付きの北米向けパッケージが辛いというのは日本の感覚ではちょっと理解し難いようにも思うのだが。

食べてみて、麺もスープも浅くて素っ気ないけれど、乾いた唐辛子の刺激が爽快で、あまり物足りなさを感じることはなかった。脂っぽい肉や野菜を入れれば、そこそこの満足感を得られる食事になるだろう。

麺は中太の角断面で、ややモッサリとした食感。日本の昭和後期の袋麺といった風情かな。嫌な味や匂いはしないし歯応えもまあ普通と言える程度なのだが、食べていて心地よさを感じることもない。単品で30円程度の価格だからあまり贅沢は言えないが、もうちょい感性に訴えかけるものがあればいいのになあと思う。

スープは中米っぽい乾いた辛さの刺激が前面に出てくる。アジアっぽい湿った辛さとは異なる感覚だが、このおかげて退屈さは感じない。チキンのうま味は無個性で粉末っぽいもの。脂っ気も無くアッサリしていて平板。

なので脂っぽい肉を入れればうまく足りない部分を補えるだろう。ちなみに本製品はNo.5374で試食した北米仕様のPicante Chicken Flavorと食べた印象がほぼ一致した。

国名	米国
ジャンル	袋ラーメン
EANコード	0 41789 00299 1 (UPC)
会社名	Maruchan Inc.
製品名	Sopa Maruchan Sabor a Pollo Picante （中米向け仕様、Chicken Flavor）
謳い文句
調理方法	ゆで3分
質量	Net85g
熱量	370kcal (1534kJ)
Na	1.50g
付属品	粉末スープ
ノンフライ麺	×
湯切り	不要
麺	中太の角断面、モッサリした食感だが嫌な要素は無い、日本の昭和後期の袋麺みたい
汁・ソース	乾いた唐辛子の刺激はアジアとは異なる感覚、旨みは人工的で粉末っぽく平板な印象
具・その他	アッサリしているので脂っぽい肉を入れたい、北米向けPicante Chicken味と同印象
総合評価	★★2
試食日	2020/07/28
賞味期限	2020/07/31
入手方法	2019/06/18 Cristobal (Panama)
税込購入価格	0.29 USD (≒31 JPY)