No.6699 Maggi (Papua New Guinea) 2 Minute Noodles MOA kakaruk Teist

No.6699はパプアニューギニア(PNG)のNestlé、Maggi 2 Minute Noodles MOA kakaruk Teist。Kakarukは鶏肉のこと。右上の黒地に「PNG MADE」が同国産の証。No.6518で姉妹品のビーフ味を紹介している。

▲PNGでの収穫。奥が手作り感溢れる四個パック

購入価格は単品で1.0 PGK(パプアニューギニアキア)、買った時点での日本円換算は約27円。この国では四個パックという販売形態も多いのだが、どうも販売店がテープで束ねただけのようで、価格も単純に四倍になっているだけなので全然割安感が無い。PNGの一人当たりGNIや名目GDPは日本の1/10以下なので、一個が日本の300円ぐらいの価値があるのかな。

▲黒人の女性の絵(右上)がキュート

食べてみて、飾りっ気の全然ないシンプルな味。日本の即席麺のつもりで食べると大いに物足りなさを感じるだろうけど、麺もスープも特に嫌な匂いとか味はしないので、適切な具を入れれば食事として十分成立する。PNGってどんな国なんだ?と想像したり調べながら食べれば、有意義な時間を過ごせるだろう。

麵はやや細めで、意外にどっしりとした重量感がある。歯応えは鈍く、むにゅっ!とした噛み心地。繊細な食感ではない。腹にはしっかり溜まりそう。匂いは悪くない。昔の海外製即席麺なんてこれ家畜の飼料かよ!?って感じの臭いが部屋中に充満する麺が結構あったけど、そういうのと比べれば全然マトモ。

スープは濁り感がある淡い黄色。塩分がちょっと強めだけども、基本は穏やかなチキン味。僅かにセロリのような香りがある。味付けそのものはあまりアジア的ではなくむしろ洋風っぽさを感じるが、麺の揚げ油からほのかにパーム油の香りがして、これは東南アジア的。スープ自体は脂っ気も無くアッサリサラサラ。辛い刺激は無く、あまり主張をしないスープである。

▲PNG名物、SPビール(本文とは関係ありません)

何も入れずに素で食べると寂しさを感じてしまうが、好みの肉や野菜を入れれば大丈夫。No.6518ビーフ味よりも日本人には馴染みやすいと思う。

国名 パプアニューギニア
ジャンル 袋ラーメン
EANコード 9 300605 093485
会社名 Nestlé (PNG)
製品名 2 Minute Noodles MOA kakaruk
謳い文句
調理方法 ゆで2分
質量 Net85g
熱量 295kcal (1240kJ)
Na 0.89g
付属品 粉末スープ
ノンフライ麺 ×
湯切り 不要
細めだが意外に重量感が大きい、噛み応えはネチャッとして鈍い、嫌な匂いはしない
汁・ソース 濁り感あり、塩分が強いが穏やかなチキン味、僅かにセロリの香り、辛い刺激はない
具・その他 素で食べるとやや物足りなさを感じるが、素性は悪くないので具を入れれば解決する
総合評価 ★★2
試食日 2020/05/16
賞味期限 2020/03/31
入手方法 2019/07/24 Rabaul (Papua New Guinea)
税込購入価格 1 PGK (≒27 JPY)