No.6694 Maggi Fusian (Australia) Mi Goreng Hot & Spicy Noodle Cup

No.669はオーストラリアのNestlé、 Maggi Fusian Mi Goreng Hot & Spicy Noodle Cup。製造はマレーシアだが同国とは品揃えが異なる。豪州の即席麺市場で私が見た限りでのシェアNo.1はこのMaggiなのだが、製品の供給をマレーシアに依存している事実を知ってとても驚いた。ちなみにシェアで続くFantastic NoodlesとSuimin(この二社は同一組織)はタイ製で、各種スーパーのPBブランド品も輸入品。豪州には即席麺生産機能が無いのだ。人口2,500万人だから自国生産をしても採算が取れそうだが、下手に国土が広いと輸送費が嵩んで輸入するのと大差なくなるのかな?

食べてみて、華が無いというか、ちょっと寂しいミーゴレン。私はミーゴレンには良い点数を付けたがる傾向があるのだが、今回は★2.0に留めた。その最大の要因は、袋でもカップでも大抵の製品に付いてくるフライドオニオンが省略されているからである。ここはきちんと押さえていて欲しかった。その他の要素も地味。

麺は細い角断面で、気泡感が強い。柔らかめでヒョロヒョロするような舌触りは、コシとか歯応えなんて価値観をそもそも持ち合せていないようだ。麺としての自己主張はせず、濃い味のソースに従属するかのよう。日本人が食べる際は焼そばとは違うもの、と気持ちを切替える方が良い。

ソースはコッテリした甘さが強い。照り焼きのタレのように砂糖と醤油を煮詰めたような甘さと、大豆系の香ばしさが絡み合う。強いニンニクの香りがするのは効果的。ただ、Hot & Spicyと銘打っているにも関わらず全然辛くなく、大いに物足りない。

前述のフライドオニオンを付属させ、ピリッとした刺激を効かせたら、それだけで麺の頼りなさなども一気に挽回して魅力が出ると思うんだけどなあ。

国名 オーストラリア
ジャンル カップ汁なし麺
EANコード 9 556001 170750
会社名 Nestlé Australia
製品名 Maggi Fusian Mi Goreng Hot & Spicy Noodle Cup (製造はマレーシア)
謳い文句
調理方法 熱湯3分お湯切り
質量 Net65g
熱量 310kcal (1300kJ)
Na 0.845g
付属品 液体ソース、粉末ソース、調味油、チリパウダー
ノンフライ麺 ×
湯切り
細い角断面、柔らかめで気泡感が強くコシはない、日本の焼そばとは違うと思うべし
汁・ソース コッテリした甘さ、豆系の香ばしさ、全然辛くない、ニンニクの匂いが強いのは良い
具・その他 ミーゴレン定番のフライドオニオンが省略されていてガッカリ、華の無いミーゴレン
総合評価 ★★2
試食日 2020/05/09
賞味期限 2020/03/31
入手方法 2019/07/18 Brisbane (Australia)
税込購入価格 1.55 AUD (≒118 JPY)