No.6692は米国のMaruchan Inc.、Maruchan Ramen Noodle Soup Picante Beef Flavor。辛い牛肉味。姉妹品のPicante Chickenはどこへ行っても割と簡単に見付けることができるのだが、このPicante Beefはなかなか見付けられず、やっと出会えた時の喜びは天にも上る気分であった。
Maruchan Ramenは現在17種類あるうち、今回が13種類目の試食となる。既に14種類目も入手しているのでそろそろ「完全制覇」の四文字が目の前にチラ付いてきたよ、頑張ろう!なんたって米国でNo.1シェアの即席袋麺なんだから。
食べてみて、全体的に安っぽいけれど、うまい具合にバランスが取れていて好印象。やっぱ適度な辛い刺激は七難隠すというか、退屈さを感じさせない効能がある。おまけに今回の試食品はMaruchan Ramenとしてはなんだか麺の活きが良く(?)食べる意欲を最後まで維持し続けることが出来た。
麺は中太の角断面で、表面に張りがあってツルツルした舌触り。突出する点はないのだが、日本製の袋麺とそう遜色がない質感を持っている。
私が約30個食べてきた経験として、Maruchan Ramenは麺の印象に結構バラつきが多く、時にモッサリとして鈍重な歯応えだったり、小麦粉の匂いが家畜の飼料っぽかったりと、お世辞にも褒められない場合がままあった(もしかしたら日本への輸送・保管条件が影響しているのかもしれない)。でも今回の品は当たりというか普通に好ましい印象であり、今後食べる品もこのレベルだといいな、と思う。
スープは醤油ベースの牛肉味で、中南米チックな乾いた唐辛子の辛さが心地良い。激辛ではないが脳細胞がチクチク刺激されて退屈しない。牛肉の香りはやや人工的だがハッキリ出ている。うま味も人工的だが控えめなので嫌味はない。脂っ気はなくアッサリしており、辛さ以外は圧迫感の無い軽い味である。
バランスはいいが、所詮は安っぽい即席麺である。調理例写真の丼の左わきにステーキが添えてあるけど、それとこれを一緒に食べるのはさすがに勿体ない。
国名 | 米国 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 0 41789 00282 3 (UPC) |
会社名 | Maruchan |
製品名 | Maruchan Ramen Noodle Soup Picante Beef Flavor |
謳い文句 | Hot & Spicy |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net85g |
熱量 | 380kcal (1591kJ) |
Na | 1.6g |
付属品 | 粉末スープ |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 中太の角断面、ツルツルした舌触り、日本製に遜色ない品質感、今回の品は妙に良い |
汁・ソース | 醤油ベースの牛肉味、激辛ではないが乾いた刺激が心地よい、旨味や脂っ気は控えめ |
具・その他 | 圧迫感のない味、全体的に安っぽいけれど、バランスが良いので飽きずに食べられる |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2020/05/07 |
賞味期限 | 2020/04/04 |
入手方法 | 2019/06/14 Montego Bay (Jamaica) |
税込購入価格 | 50.58 JMD (≒42 JPY) |