No.6597はエジプトのSalim Wazaran Abu Alata、Indomie Shrimp Flavour。インドネシアのIndofood社からライセンス供与を受けてエジプトで生産される製品。
本家インドネシアのIndomieはとても多くの種類があり、その中にShrimp味はあるにはあるのだが比較的マイナーな存在で、またパッケージの基調色が黄色である。今回エジプト版IndomieのShrimp味と遭遇した際、海老味が結構ポピュラーであることと水色のパッケージに違和感というか目新しさを感じたものである。(中東・アフリカ圏のIndomie Shrimp味はエジプト製以外でも基調色が水色のようだ)
購入価格は2.5 EGP(エジプトポンド)、買ったときのレートで換算すると約16円。単品購入なのだがとても低価格。もっともエジプトでは五個パック販売をしている即席麺を見掛けなかった(きわめて狭い範囲での観察だけど)。世界的に見ると今や五個パック販売が大多数なので、とても珍しく感じたよ。
食べてみて、日本人が普通に食べられて、何ら不満は無い。16円でそこそこの満足感を得るとともに331kcalのエネルギー補給が出来ると思えば大したものである。同じエジプト製でNo.6574のIndomie Jumbo Chicken Flavourで見られた、麺がスープをどんどん吸ってしまう現象は今回の製品には無かった。
麺は細めの角断面でコシは弱め。自己主張はせず、クセがなく親しみやすいもの。No.6588のSpecial Chicken Flavourと同印象。
スープは白く濁って僅かにとろみがある。とことんまろやかな口当たり。海老の香りはちょっと生臭さを感じるが、嫌味に思う程ではない。やはりNo.6588のSpecial Chicken Flavourとよく似た印象であるが、ニンニクの香りは今回のShrimp味には無い。また調味油が無い分アッサリして素っ気ないようにも感じる。
チリパウダーは全部入れても大して辛くはないけれど、味に緊張感が出て最後まで飽きにくくなるので、無いよりはあった方が断然良い。
No.6588のSpecial Chicken Flavourとよく似た内容であり、どちらも同じ店で買ったものなのだが価格が少し違う。本品が2.5 EGPで16円相当なのに対しSpecial Chicken Flavourは3.0 EGPで約19円。スペックをよく見てみたら総質量が本品は70gなのに対して75g。調味油の有無を含めて、若干の差別化がされているようだ。
国名 | エジプト |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 0 89686 12011 0 |
会社名 | Salim Wazaran Abu Alata |
製品名 | Indomie Shrimp Flavour |
謳い文句 | |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net70g |
熱量 | 331kcal (1386kJ) |
Na | 1.1g |
付属品 | 粉末スープ、チリパウダー |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 細めの角断面でコシは弱め、癖は無く食べやすい、日本の昭和の袋麺といった感じ |
汁・ソース | 白濁して僅かにとろみがある、あっさり塩味に僅かな海老の生臭さ、うま味は十分 |
具・その他 | チリパウダーの辛さは弱いが効果的、6588Special Chickenと似ているがアッサリ |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2020/01/10 |
賞味期限 | 2019/12/22 |
入手方法 | 2019/05/16 Port Said (Egypt) |
税込購入価格 | 2.5 LE/EGP (≒16 JPY) |