No.6595はスイスのNestlé、Maggi Magic Asia Noodle Cup Curry with Curry from 11 Spices。Nestléの本拠地であり、本製品のEANコード(バーコード数字)の国籍項がスイス(76)だったのでスイスの即席麺として分類したが、スイスのNestléのWebサイトでは製品情報を見つけられなかった。一方ドイツのNestléにはこの製品の詳細情報がバッチリ載っている。Nestléの即席麺事業はどのように国際分担をしているのかが本当に判りにくい。
十一種類のスパイスを使っていることを強調している。種類の多さを自慢するのは洋の東西を問わずどこも一緒だね。
原材料名を見るとスパイスらしいものはニンニク、コリアンダー、ウコン、唐辛子、キャラウェイ、コショウ、生姜、ナツメグ、パセリ、チャイブ。あれ?十個しかないな。ニラとかセロリもスパイスの一種かな?それとは別に「カレー」という表記もあるな。う~んまあ細かいことはどうでもいいや。
ちなみに原材料名の原文は:ZUTATEN: 87,3 % frittierte Nudeln [WEIZENMEHL, Palmfett, WEIZENGLUTEN, Salz, Säureregulator Kaliumcarbonat, Stabilisator Polyphosphate, Antioxidationsmittel(Butylhydroxyanisol, Butylhydroxytoluen)], Salz, Karotten, Curry, Gewürze (Knoblauch, Koriander, Kurkuma, Chili, Kümmel, Pfeffer, Ingwer, Muskatnuss), Zwiebeln, Kräuter(Petersilie, Schnittlauch), Aromen (mit WEIZEN), Lauch, Stärke, Sonnenblumenöl, Zucker, Hefeextrakt. Kann SELLERIE, EIER, MILCH, SENF, SESAM und SOJA enthalten.
食べてみて、爽やかなスパイスの香りが鼻を通り抜ける。と思ったのは最初の一口だけ。すぐに慣れてしまって集中力が分散し、後半戦は飽きてしまったよ。
麺は細くて硬めだが、輪郭が曖昧でダルな印象。気泡感があるのと麺同士がひっつき気味で、やや陰気で鈍い感じの食感である。このシリーズの姉妹品と同じ印象で、カレー味だから特別仕立てにするような繊細さは持ち合わせてないようだ。
スープは最初だけスースーした香りが際立ち、これは悪くない。でも長続きせず、その後は地味な印象に一変する。辛さは弱くて物足りないぐらい。癖は無くうま味は必要十分だけど、脂っ気が全然無いので力感に欠ける。
具の人参は3mm角ぐらいで大きく、硬い歯応えと青臭さが邪魔に感じる。ネギはかなり多く、これは良いと思う。
11種類のスパイスで「お~!」と思ったのは食べ始めだけであり、これがもうちょっと持続してくれたらなあ、と思った。
国名 | スイス |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 7 613036 679992 |
会社名 | Nestlé |
製品名 | Maggi Magic Asia Noodle Cup Curry |
謳い文句 | with Curry from 11 Spices |
調理方法 | 熱湯3〜4分 |
質量 | Net63g |
熱量 | 297kcal (1242kJ) |
Na | 〜g(食塩相当量3.2g) |
付属品 | 粉末スープ、かやく(人参・ねぎ) |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 細いけれど三分ではまだ硬い、気泡感があり輪郭は曖昧で、もっさりした鈍い歯応え |
汁・ソース | 最初の一口だけ爽やかな香りがするがすぐに平凡な味になる、辛さは弱く物足りない |
具・その他 | うま味は十分だが力感に欠ける、人参は硬くて青臭く邪魔、香りが持続して欲しい |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2020/01/07 |
賞味期限 | 2019/12/31 |
入手方法 | 2019/05/19 Santorini (Greece) |
税込購入価格 | 2.5 EUR (≒308 JPY) |