No.7167はサンヨー食品、サッポロ一番 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン(袋)。No.6816でカップ版の同名製品を紹介している。
▲元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン
カップ版( 2020年版) サッポロ一番一族ではない
黄色基調のパッケージデザインはどう見てもカップ版と同じ流れを汲むものなのに、何故か「サッポロ一番」銘が付くのは今回の袋版のみ。カップの企画モノは「サッポロ一番」を抜く方向にあるのかな?
カップ版が出た当初は「創業56年」と書いてあったのが、後に出た袋版を含めて現在は「創業昭和39年」に変更されたことから、当初この製品は短期間での売り切り企画と位置付けていて長続きさせるつもりは無かったものが、予想外に好評でレギュラー製品に格上げされたのだと推測する。
食べてみて、食べると体温と血圧がグングン上がるような気分になるので、さあ気合いを入れるぞ!という時にいいだろう。タンタンメンといっても中華風のねりごまや豆板醤でミルキーに濁ったものとは別物で、クリアな醤油味に唐辛子の刺激やニンニクの香りをガツンと効かせたもの。
カップ版とよく似た傾向の味であるが、対するこの袋版の存在価値は具を入れたアレンジを行えることにあると思う。というか、やっぱリアルなとき卵をたっぷり入れたくなる。今回の試食動画では素で作っているけど、溶き卵を入れると臨場感が倍増することを体験済。
麺は幅2mm強の細い角断面。輪郭は明確で適度な重量感や存在感もあり、頼りなさは感じない。でも強く自己主張をすることはなく、あまり印象には残りにくい、強い味のスープを陰で支えるような麺である。
スープはやや濁った橙色で、唐辛子の刺激とニンニクの匂いが前面に出ている。添付の唐辛子を全部入れても激辛という程ではないが、心地よい刺激である。ポークのうま味もかなり強く、具をたくさん入れても負けない味だ。ギラギラした脂っ気は無い。スープはちょっと韓国系の即席麺にも似た面がある味だと思った。
作り方の説明でも溶き卵を入れることを推奨しており、是非やってみることをお勧めする。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 901734 044864 (5p:044871) |
会社名 | サンヨー食品 |
製品名 | サッポロ一番 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン(袋) |
謳い文句 | 川崎のソウルフード 創業昭和39年 唐辛子小袋付 |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net96/麺80g |
熱量 | 416kcal (1742kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.2+3.8g) |
付属品 | 液体スープ、唐辛子 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 幅2mmの細い角断面、輪郭は明確で程度な重量感や存在感があり頼りなさは感じない |
汁・ソース | 少し濁った橙色、唐辛子の刺激とニンニクの匂い、爽快な刺激、具に負けない強い味 |
具・その他 | 食べると体が熱くなり気合いが入る、韓国製即席麺に似た部分有、溶き卵がよく合う |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2022/10/23 |
賞味期限 | 2022/11/08 |
入手方法 | 2022/04/19 相鉄ローゼン |
税込購入価格 | 106 JPY |