No.7127はサンヨー食品、サッポロ一番 ソースやきそば。サンヨー食品として初めての焼そばは1967年4月に登場のアラビヤン焼そばである。遅れること四年、1971年4月に近代的な液体ソースを引っ提げてサッポロ一番ソースやきそばが登場。すぐに人気商品となり、アラビヤンは絶滅したものと思われた。
▲サンヨー食品袋焼そばのもう一つの看板、アラビヤン
(粉末ソース)
しかし一部千葉と茨城のファンによる熱い支持を得ながら脈々と生き延び、捲土重来を期して密かに牙を研いでいた。今世紀に入り全国区に復帰、競合関係になるなど誰もが思わなかったろう。歴史ドラマ風に言えば、過去アラビヤンを根絶しなかったがために現在、サッポロ一番ソースやきそばの社内独占的地位が脅かされているのだ。
(なお、ここまで書きながら今回はアラビヤン焼そばとの比較はしていません。あくまでNo.7125日清焼そばとの比較が主です)