No.7052はテーブルマーク、東北の味 青森煮干ラーメン。製造は寿がきや食品の関東工場(群馬県)。すこし前までは寿がきや食品のカップ麺の製造をテーブルマーク系である加ト吉水産の群馬工場で生産していた。
という訳で実際のところは2021年6月末をもって群馬の工場が加ト吉水産→寿がきや食品へ譲渡されたものである。まあここは古くから両社の製品を作っていたし、数は少ないもののまるか食品ペヤングブランドのノンフライカップ麺を委託生産することもあった。
今回の品はテーブルマークのサイトに製品情報が載っておらず、スポット的な製品だった様子。東北の味シリーズは現在喜多方、仙台、米沢の三種類が販売中。
食べてみて、煮干しの乾燥臭さ(悪い意味ではなくむしろ好意的に感じた)と麩が入っているのが個性的。百円ちょっとの安価な製品ではあるが、たまにはこれを食べてみようかな、という気にさせてくれる存在価値がある。とはいっても今買えるかどうかは知らないが。
麺は幅2mmぐらいで細めの角断面。ノンフライの割には輪郭が曖昧で鋭すぎない舌触り。揚げ物の脂っぽさはないものの、あまりノンフライらしくない食感で、親しみやすさを確保するため適度な緩さを設けたのかな?という印象を受けた。
スープは若干の濁り感がある。煮干しの乾燥臭さが漂ってくるものの、あくまで味の基本は醤油であるという感じで、香りに過剰な演出は持たせていない。うま味は調味料的でかなり強く、また塩分もとても強く感じる。力感は乏しく、辛い刺激はない。
薄い肉はハムみたいだが有難味を感じる。麩が入っているのはちょっと物珍しさがある。メンマは筋っぽい。
やや深みに欠け隙間を感じる部分もあるものの、安価な醤油味のカップ麺の中では明確な個性を持っている。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 901520 139774 |
会社名 | テーブルマーク |
製品名 | 東北の味 青森煮干ラーメン |
謳い文句 | 焼き煮干とかつおを合わせた、特製和風スープ かやくのアレルギー物質に「卵」が追加となりました |
調理方法 | 熱湯4分 |
質量 | Net98/麺65g |
熱量 | 293kcal (1227kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量2.5+3.8g) |
付属品 | 液体スープ、かやく(チャーシュー・いわし煮干粉末・焼きふ・ねぎ・味付メンマ) |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 不要 |
麺 | 細め角断面、ノンフライの割に輪郭が曖昧で鋭すぎず、上質ではないが親しみやすい |
汁・ソース | 濁り感有、煮干しの乾燥臭さが際立つ醤油味、過剰な演出は無い、旨味と塩分が強い |
具・その他 | 具の麩は珍しい、肉は薄いハムみたい、メンマは筋っぽい、安価な品だが個性がある |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2022/03/13 |
賞味期限 | 2022/03/31 |
入手方法 | 2021/11/07 グルメシテ |
税込購入価格 | 117 JPY |