No.7048 Big Bon (Қазақстан/Kazakhstan) Tien Shan Wok Лапша с Соусом со Вкусом Говядины

No.7048はカザフスタンのМаревен Фуд Тянь-Шань、Big Bon Tien Shan Wok Лапша с Соусом со Вкусом Говядины。英語表記だとMareven Foods Tian Shan、Big Bon Tian Shan Wok Noodles with Beef Flavored Sauceという感じか?海外のカップ麺としてはとても珍しい、湯切りを必要とする汁なし麺。

▲突起を指で引き上げ湯切り口を開ける

海外モノの汁なしカップ麺は湯切りの機構が様々あって面白い。今回の品は成型PSシート製のフタに開閉可能な穴が付いており、ここから湯を排出するのだが、開口面積が小さくて湯切りに長い時間を要する。やっぱ日本のカップ焼そばで主流の二層シート剥がし方式が世界で一番洗練されていると思うなあ。

食べてみて、日本のカップ焼そばとは全く違う食べ物。いきなり言葉の通じない知らない国に放り出されたような、途方に暮れるような感覚を持った。これを人によっては心細くて我慢出来ない苦痛だと感じるかもしれないが、未知の世界を探検してみようと好奇心がMAXになる人もいるだろう。もちろん私は後者。

麺はうどんとかきしめんのような感じ。ソースは日本の食べ物での形容が難しいが、甘ったるい醤油風調味料による超薄味で、健康にはいいかもしれんが食欲を維持するのが難しいほど。やはりうっすらと酸味と辛さがある。他地域の人が想像する中華料理、という感じなのかな?

美味しいか?と聞かれたら返答に詰まってしまうが、面白いか?と問われたら満面の笑みを浮かべて「うん!」と答えるだろう。

麺は幅5.5mmで薄く、きしめん並の超扁平。表面は少しザラついており気泡感もある。ぬめりやベタ付きが全然無くキレが良い。食感は硬めでゴワゴワしており弾力感は強め。かん水は使われていないようで、うどんみたいな匂いである。

ソースは薄味で、塩分やうま味が日本の焼そばの半分程度しかななく物足りない。牛肉の匂いも控えめ。ウスターソースではなくまるで外国産の醤油のような、甘めで浮ついた味付け。僅かな酸味と辛さがあって中華風っぽい。液体ソースなので潤いがあり、脂っ気も結構強い。

白胡麻がたくさん入っており、歯応えでは主張するが、その割りに香ばしい胡麻の匂いは物足りない。かやくはネギと赤ピーマンでこれもあまり香りはしない。

国名 カザフスタン
ジャンル カップ汁なし麺
EANコード 4 870227 271837
会社名 Маревен Фуд Тянь-Шань / Mareven Foods Tian Shan
製品名 Tien Shan Wok Лапша с Соусом со Вкусом Говядины / Noodles with Beef Flavored Sauce
謳い文句
調理方法 熱湯5分お湯切り
質量 Net114/麺90g
熱量 531kcal (2223kJ)
Na ~g(食塩相当量4.1g)
付属品 液体ソース、かやく(ねぎ・パプリカ赤唐辛子)、白胡麻、フォーク
ノンフライ麺 ×
湯切り
幅5.5mmできしめん並の超扁平、表面は粗く気泡感もある、ベトつかずにキレがいい
汁・ソース 塩分や旨味が薄くて物足りない、牛肉の香りも弱い、甘い醤油味、僅かな甘さと辛さ
具・その他 白胡麻は多いが香らない、日本のカップ焼そばとは別物、味はさておき極めて面白い
総合評価 ★☆1.5
試食日 2022/03/06
賞味期限 2022/07/27
入手方法 2021/10/17 Trolley Robakun駐在員様よりいただく
税込購入価格 (53 KGS ≒ 72 JPY)