No.7047はサンヨー食品、ノザキのコンビーフ味塩焼そば。スーパーのカップ麺売り場を歩いていたところ、ノザキのコンビーフの図柄が大描きされた本製品に遭遇。これはもう買うっきゃないでしょう!ちなみに購入したのは去年の8月23日、偶々だけどもこの製品の発売日だった(勿論私は知らなかった)。限定販売品らしく今からの入手は不可能みたい。
▲枕缶ノザキのコンビーフを開封!
ノザキのコンビーフについては、2020年の春に従来の鍵で開ける金属缶(枕缶)を廃止し樹脂製容器に切替えるという話を聞いたため、枕缶をいくつか買い込んでおいた。なので今回の品の試食動画には歴史的価値がある(?)枕缶の開封シーンを入れなければならん、という使命感に燃えた。
食べてみて、一度食べればもう十分だと思った。といってもこの製品を貶すものでは決してなく、売り場で驚いてつい手を出してしまい、どんな味や匂いがするのだろう?とワクワクしながら作るまでの過程をたっぷり楽しんだので、もう心もお腹も一杯だ、というのが正直な気持ち。私の場合は普段あまり縁のないコンビーフを久しぶりに食べるキッカケにもなったし。
ただ純粋にカップ焼そばの中身についてを評すると、あまり万人向けとはいえない味だと思った。強烈なうま味と塩分に牛脂っぽい香りが絡んでおり、焼そばあるいはカップ焼そばを食べた際の普遍的な喜びとか達成感がここには見当たらない。コンビーフ風味の麺料理として捉えるべきだろう。なのでコンビーフが嫌いな人には合わないだろうと思う。
前述の通り今回はノザキのコンビーフを添えて試食したが、比較すると結構味や香りは違うね。でもこの焼そばを単体で食べたらまごうことなきノザキのコンビーフ味だと思ってしまうだろう。(試食の前に調味油を舐めた際に、あ!この匂いだ!と感じた)パッケージの牛の絵と深緑色の背景、レトロ調の文字書体などが無意識のうちに脳へ訴えかけているのかもしれない。
麺は細く、あまりベトつかずにサラッとした舌触り。ボリューム感は少なく脆さは感じないもののややバサバサした食感。量は100gもある結構な大盛りで、食べても食べてもカップの中身があまり減らない印象。
ソースは殆ど色が付いておらず、ウスターソースや醬油の匂いはしない。調味油はギラギラしておりコンビーフのような香料が強く出ている。うま味は人工的で、かつ過剰な程に出ており、好き嫌いを分けそうだ。辛い刺激は無い。
ふりかけの赤い大豆蛋白質は見た目がコンビーフをほぐしたような繊維状で、かき混ぜた後に乗せて食べたらパリパリした硬質な食感がある。かき混ぜる前に入れて少し柔らかくした方が口に馴染みやすいだろう。キャベツの量は普通。ノザキのコンビーフを添えて食べたが、それぞれ全然違う味と香りだなあ、と感じた。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップ焼そば |
EANコード | 4 901734 043324 |
会社名 | サンヨー食品 |
製品名 | ノザキのコンビーフ味塩焼そば |
謳い文句 | ノザキのコンビーフを入れるとさらに美味しい! 本製品は〜をイメージしたカップめんです。かやくはコンビーフではありません。 |
調理方法 | 熱湯3分お湯切り |
質量 | Net117/麺100g |
熱量 | 588kcal (2462kJ) |
Na | ~g(食塩相当量5.1g) |
付属品 | 粉末ソース、かやく(味付大豆たん白・キャベツ)、調味油 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 要 |
麺 | 細くて量が多い、ベトつかずサラッとした口当たり、脆くはないがバサバサした食感 |
汁・ソース | 調味油にコンビーフ臭、牛脂の匂い、旨味は人工的で強く塩分も強い、辛い刺激なし |
具・その他 | 繊維状の大豆蛋白質は硬い口当たり、楽しい企画だが一度食べればもういいと思った |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2022/03/04 |
賞味期限 | 2022/01/30 |
入手方法 | 2021/08/23 イオン |
税込購入価格 | 246 JPY |