No.6963は日清食品、日清爆裂辛麺 極太激辛ラーメン。姉妹品の激辛焼そばをNo.6955で紹介しており、また同じ日清グループの明星チャルメラ宮崎辛麺を前回採り上げた。最近は袋でも辛い製品ばかりだなあ。
▲左から爆裂辛麺のラーメン、同焼そば、宮崎辛麺
ところでこの爆裂辛麺(ラーメン及び焼そば)にもチャルメラの宮崎辛麺にも五段階の「辛さレベル」が表示してある。この種の指標は基準が曖昧だと思っているが、同じ日清グループ内ならばある程度の客観性があることを期待したい。ちなみにチャルメラ宮崎辛麺は辛さレベル4,爆裂辛麺はどちらも5(最大値)だ。んで私が食べたところ爆裂二種は同程度の激辛、宮崎辛麺は少し穏やかという印象で、辛さレベルの数値と一致する。
食べてみて、辛くて力強い。そしてチャルメラ宮崎辛麺とは全く違う製品であった。宮崎辛麺は比較的繊細で和風っぽさも感じて常食してもいいと思うのに対し、この爆裂辛麺のラーメンは韓国コチュジャン系の甘辛い刺激で、さあ一発気合をいれるぞ!という時に(だけ)食べるべき製品だな、と感じた。
ちなみにこの製品も宮崎辛麺の卵を入れる指示と同様、裏面の作り方説明には「市販のカット野菜ミックス約100g」を入れるよう指示があるのでこれに従った。もちろん入れなくてもおいしく召し上がれます、とも書かれている。
麺はとても太い扁平角断面で、重量感も大きく、量も多い。揚げ麺としては粘りが強いが輪郭はやや曖昧で、じわ~っと噛み切るような歯応え。スパッとした明快さや鋭さは無い。この鈍くてふてぶてしいキャラクターは、爆裂辛麺の焼そばと一致する。
スープはドロッとした濁り感があり、とても辛い。私にとってはこの辺りが楽しんで食べられる限界だと感じた。焼そばとは異なり韓国風とは銘打ってはいないものの、やはりコチュジャン系の薄い甘さがある味噌の香りがする。うま味も強く隙が無い味だ。
作り方の説明通り野菜をたくさん入れたため、一回分の食事として十分以上の満腹感を得られた。気持ちがハイになっている時は良い相棒となってくれるであろう即席麺だが、そうでない時にはちょっとウザい存在に陥ってしまうかもしれない。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 902105 110768 |
会社名 | 日清食品 |
製品名 | 日清爆裂辛麺 極太激辛ラーメン |
謳い文句 | もっちり極太麺とクセ旨コク辛スープ 食べ応え抜群極太 辛さレベル5 |
調理方法 | ゆで5分 |
質量 | Net109/麺95g |
熱量 | 462kcal (1934kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量2.3+3.8g) |
付属品 | 粉末スープ |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | とても太い扁平角断面、量は多く重量感大、粘りが強く歯応えは鈍い、焼そばと酷似 |
汁・ソース | ドロッとした濁り感、とても辛い、コチュジャン風の甘い香り、旨味も強く隙が無い |
具・その他 | 指示通り野菜を入れると満腹感を得られる、この辺が楽しんで食べられる辛さの限界 |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2021/09/14 |
賞味期限 | 2021/10/02 |
入手方法 | 2021/04/01 相鉄ローゼン |
税込購入価格 | 160 JPY |