No.6908はマルタイ、屋台とんこつ味棒ラーメン。食べ終えて動画の編集を完了した後で気が付いたのだが、本製品は5年前のNo.5844でも食べていた。私的ルールでは一度紹介した製品は大きな変化が無い限り十年以上の据え置き期間を経た後に再紹介することにしているので、せっかく作った動画や写真のデータを捨てるのかぁ?、と少し動揺。
だがパッケージをよく見ると「細めんリニューアル」の文言が。No.5844の記録と見比べると、昔はゆで3分だったのが今回の品は2分に短縮されている!これは大きな変化だと言えるよな!と自分を納得させ、堂々と試食紹介を行なうこととする。(食べる時に麺の違いに気付けよ>俺)
食べてみて、麺もスープもとても軽いスッキリ豚骨。体に与える影響が良くも悪くも少ないため、大人しくステイホームしていようという時には丁度いい反面、直近に力仕事が控えている時には適さない。エネルギー(303kcal)も塩分相当量(4.0g)も控えめなので、これらを管理したい人にもいいだろう。なお、製品名に含まれる「屋台」の猥雑さは感じられない。
ちなみに5年前に食べたNo.5844の記憶を辿ると、この時は25%減塩を行った時で、さらに前の試食記(2004年、No.2809)と比べて大きく力感が減ったと評していた。そしてこのNo.5844と今回の品を比べると、さらに一段と大人しくなったように思う。
麺は細い角断面で縮れは無し。長さが20cmぐらいしかなく短いのですすり切るまでの時間が短く、箸を動かすテンポが通常よりも早い気がする。麺の生地は緻密な感じがするのだが、ボリューム感は少ない。輪郭はやや曖昧で、噛み心地も少しネチャッとするような鈍さがある。このへんは塩分少な目の弊害かもしれない。
スープは白濁したミルキー豚骨。獣臭さは全く無く、軽くてアッサリした舌触り。調味油は縁の下の力持ちみたいな存在で、コッテリとかギラギラという要素は無い。でも粉末っぽさは感じさせず、口当たりはまろやかで、うま味も必要十分。麺と同様に塩分が少ないようで、味の核となる部分がやや頼りないように思えた。辛い刺激は無い。
個人的には日常食べる豚骨味の即席麺であればもう少し力感が欲しいと思うけれど、嫌な味や香りは無く、アッサリのスッキリでカロリーと塩分控えめの豚骨味が欲しいという人には丁度良いと思う。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 902702 008024 |
会社名 | マルタイ |
製品名 | 屋台とんこつ味棒ラーメン |
謳い文句 | 生の風味 煮込み2分、味一流 細めんリニューアル 2人前 |
調理方法 | ゆで2分 |
質量 | Net170/麺146g |
熱量 | 303kcal (1269kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.4+2.6g) |
付属品 | 粉末スープ(ねぎ入り)、調味油 |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 不要 |
麺 | 細いストレート角断面、長さ20cmと短く食のリズムが速い、減塩のためか鈍い歯応え |
汁・ソース | 獣臭さの全然無いミルキー豚骨、アッサリしたした舌触り、まろやかで辛い刺激無し |
具・その他 | スープも塩分が少なく味の芯が脆弱、力感は全然無いので健康食品として扱うのが良 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2021/05/26 |
賞味期限 | 2021/08/01 |
入手方法 | 2021/04/16 Kazue特派員様よりいただく |
税込購入価格 |