No.6843は大黒食品工業、ビッグやきそば ソース味。No.6833で同社のビッグ担担麺を紹介している。大黒にはマイフレンドビック(Bic、濁点なし)シリーズがあるのに、なぜ担担麺や今回の品はビッグ(Big、濁点あり)なのだろう?とず~っと悩んでいた。このビッグシリーズは同社のWebサイトにも情報が載っていないし・・・
しかしある瞬間、漆黒の雲の間から一筋の光が射し込み閃いた!どちらの品もディスカウントストア「ビッグ・エー(Big-A)」で購入したものだ。ちゅーことは、ビッグシリーズはビッグ・エー専売製品なのではないか!?この件はネットで調べても確証を得られていないので、今後も継続調査します。
ウチでは最近No.6793で大黒のマイフレンドビック ソースやきそばを紹介しているのだが、これと今回の品とは決定的な相違点がある。ビックは液体ソースなのに対してビッグは粉末なのだ。
なので、今回と似たような関係のビックの担々麺(No.6299)とビッグの担担麺(No.6833)は中身が同一品であるのとは状況が異なる。これらの関係性は複雑怪奇で答えがすぐに分からないのだが、少しずつ解き明かしてゆく工程はとっても楽しい。(以上、解りにくい文章でゴメン)
▲今回のビッグ(4904511 103358)
粉末ソースにふりかけ付き
▲No.6793のビック(4904511 004570)
液体ソースでふりかけ無し
麺は中太で角は丸められている。吸水性が良さそうな反面、表面の潤いに欠け、麺同士の摩擦が大きい感じ。柔らかめで気泡感と弾力感があり、しっかりした歯応えではない。この辺の特長は過去食べた同社のカップ焼そばと大体似ているので、殆ど同じものを使いまわしているのだろう。
ソースは良い意味での粉末っぽさがあり、乾いた安っぽい香りではあるが、開放的で元気がいい印象。だがたいしてスパイシーという感じではなく、液体ソースのマイフレンドビックよりは地味でないという程度。甘味と紅生姜の酸味があり、うま味は十分に出ている。
キャベツは結構多くアオサも効果的だが、ゴマはあまり香らない。それでも、マイフレンドビックが液体ソース化された際に省略されてしまったふりかけが付いているのは良い点。今回の購入価格は税込85円であり、それだけの価値は備わっている思う。
昔食べた製品の味をきちんと覚えている訳ではないのだが、この製品は粉末ソース時代のマイフレンドビックによく似ているように思えた。液体ソース化されて元気がいちだんと無くなったマイフレンドビックに物足りなさを感じる人は、ビッグ・エーへ行きこのビッグやきそばを捜すといいだろう。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップ焼そば |
EANコード | 4 904511 103358 |
会社名 | 大黒食品工業 |
製品名 | ビッグやきそば ソース味 |
謳い文句 | 大盛[当社比] ふりかけ付き スパイシーなソースの香り |
調理方法 | 熱湯3分お湯切り |
質量 | Net124/麺110g |
熱量 | 596kcal (2495kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量3.3g) |
付属品 | 粉末ソース、ふりかけ(ごま・あおさ・紅しょうが)。キャベツは混込済 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 要 |
麺 | 中太で角は丸い、潤いに欠け麺同士の摩擦が大きい、気泡感と弾力感があり頼りない |
汁・ソース | 安っぽい香りだが粉末らしい勢いがある、甘みと酸味があるが、スパイシーではない |
具・その他 | キャベツは多くアオサの香りも効果的、液体ソースの同社マイフレンドよりも開放的 |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2021/01/06 |
賞味期限 | 2021/04/09 |
入手方法 | 2020/11/04 Big-A |
税込購入価格 | 85 JPY |