No.6799はエースコック、スーパーカップ 大盛りブタキム油そば 絶辛。この7月に発売された製品だが、もう店頭では見られなくなり現在は箱単位での通販が残っている程度。
店先でブタキムとか絶辛という言葉に反応して思わず手が伸びてしまったよ。ちなみに個人的には豚肉とキムチを引き合わせてカップ麺化したのはエースコックの偉業であり、Tontantinノーベル平和賞をあげても良いではないかと思うぐらいに評価している。
とはいえ汁なし麺の油そばで絶辛かあ、と若干の不安がある。汁ありのラーメンならばスープを切る・飲まないことで辛さの調節をしやすいけれど、汁なし麺だと麺に絡んだソースを全部受け入れるしかないからね。
食べてみて、絶辛とか辛さ絶叫級というのは誇大表現だな。涙や鼻水を垂らすこともなく割と淡々と食べることができた。基本は強くてジャンキーな味付けであり、元気な若者向け。というか私のようなオッサンは手を出さない方が幸せかもしれない。
麺は中太でふくよかな舌触り。柔らかめで気泡感があり、あまりしっかりした歯応えはない。かなりの大盛りであり(麺130g)最後の方では飽きてきた。汁なしの油そばという形態を採ってはいるけれども何となくスーパーカップっぽいなあ、という雰囲気をちゃんと伝承しているともいえる。
タレは塩分もうま味調味料も強すぎるぐらいにガンガン効いている。前述の通り辛さは強いものの期待値以下で絶辛という表現はオーバーだと思う。キムチの酸味と発酵臭、ニンニクの香りも強い。反面豚というか獣臭さは弱く、これじゃキムブタだよ。具の白菜キムチは肉厚で歯応えがある。豚肉チップは存在が薄い。どちらも麺の量の多さに負けている。
かなり派手でハッタリの効いた味の製品。エネルギーは718kcalでありSI単位に換算すると3.006MJ、3メガジュール越えだな。これだけのエネルギーをガッツリ食べられるのは新陳代謝が活発な若者のみの特権だなあと昔を懐かしむ一方で、味付けを含めて中年以上には非推奨。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップ汁なし麺 |
EANコード | 4 901071 207809 |
会社名 | エースコック |
製品名 | スーパーカップ 大盛りブタキム油そば 絶辛 |
謳い文句 | 辛さ絶叫級!? |
調理方法 | 熱湯3分お湯切り |
質量 | Net160/麺130g |
熱量 | 718kcal (3006kJ) |
Na | ~g(食塩相当量6.5g) |
付属品 | 液体ソース、かやく(味付豚肉・白菜キムチ・ねぎ・唐辛子)、スパイス |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 要 |
麺 | 中太の丸断面でふくよか、気泡感があり柔らかめで頼りない、スーパーカップらしい |
汁・ソース | 絶辛という程には辛くない、塩分と旨味は過剰、キムチの酸味と発酵臭とニンニク臭 |
具・その他 | 白菜は歯応えがある、豚肉は存在感小、ハッタリの効いた派手な味、活発な若者向け |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2020/10/22 |
賞味期限 | 2020/12/23 |
入手方法 | 2020/07/25 相鉄ローゼン |
税込購入価格 | 214 JPY |