No.6778はポーランドの味の素(正式名称はAjinomoto Poland Sp.)、Oyakata Miso Ramen。今のパッケージデザインになってからはNo.6528でチキン味を紹介している。袋の親方にはあと醤油味があり、昔はデザインが別物で、豚骨味もあった(No.5855で試食)のだが現在は廃盤になってしまった。
このOyakataの袋麺、パッケージ裏面の作り方説明には丼お湯入れ方式しか載っていないのだが、Webサイトには鍋で茹でて作る方式も併記されている。このことに気付き「次回は絶対に茹でて作るぞ!」と固く胸に誓ったのだが、すぐに忘れてしまい今回も食べ終わってから思い出した。茹でて作ったら印象が激変しそうなんだけどなあ。
食べてみて、結構まともな味噌味スープになっている。ちょっと乾燥臭いけど、多くの日本人が許容できる範囲内であろう。反面麺は色や香りがラーメンというよりもうどんに近い。あっさりした味で麺が細めの味噌煮込みうどん、を想像すればいいだろう。
麺はラーメンとしては太めで扁平断面。気泡感はあるが表面には張りがあり、硬めで歯応えはちょっと鈍い。かん水は使われていないようで色は白く、匂いは揚げ麺のうどんみたいだ。上述したようにこの麺は茹でて作ると恐らく滑らかでプリプリした上質な食感に変貌するだろうと想像する。
スープは濁り感が強い茶色で、粒状感があるざらついた舌触り。香りは粉末味噌っぽくてやや日向臭い。だが全体的に明るく開放的な印象があり、食べていて楽しくなってくる気がする。うま味には豚骨っぽさがあり、ピリッとした唐辛子の刺激も心地よく、物足りなさは全然感じなかった。
麺がラーメンではなくうどんっぽいことを承知していれば、日本人にも受け入れられる製品である。(しつこいけれど、次回は麺を茹でて作って食べたいな)
国名 | ポーランド |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 5 901384 503789 |
会社名 | Ajinomoto Poland |
製品名 | Oyakata Miso Ramen |
謳い文句 | |
調理方法 | 丼お湯入れ3分/ゆで3分 |
質量 | Net89g |
熱量 | 458kcal (1918kJ) |
Na | ~g(食塩相当量4.96g) |
付属品 | 粉末スープ |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 太めの扁平断面、気泡感があり歯応えは鈍重、無かん水らしい色と香り、細うどん風 |
汁・ソース | 濁り感とざらついた舌触り、やや日向臭いが味噌の香りは開放的、豚骨のうま味あり |
具・その他 | 唐辛子の刺激が心地よく退屈しない、味噌煮込みうどんに近く日本人にも好まれそう |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2020/09/21 |
賞味期限 | 2020/07/31 |
入手方法 | 2019/12/31 Ueda駐在員様よりいただく |
税込購入価格 |