No.6743は米国のMaruchan Inc.、Sopa Maruchan Sabor a Pollo。中米市場向けのチキン味である。No.6733で姉妹品のSabor a Camaron(エビ味)を試食しており、米国版のShrimp味とは微妙に違っているように感じたことを報告した。
▲北米及び中米向けチキン味、中米向けエビ味(右)
ちなみにNo.6733中米エビ味ではパッケージのど真ん中に大きな黒の八角形が二個鎮座ましましており、えらく不格好だなあ~と思っていたのだが今回の品にはそれが無い。黒八角形は2019年6月に施行されたペルー向けの警告表示であり、Sopa Maruchanは丁度その6月に買ったために新旧が混在していたようだ。
食べてみて、う~んやっぱし記憶の中の北米版チキン味と今回の中米版とでは少し違うように思えるなあ。中米版の方がハッキリした強い味で、華やかに感じられる。
もっとも北米版のチキン味を食べたのは12年前なので記憶が不鮮明な部分があるのだが、当時の試食記やYouTube動画を見返すとだいたいの味や食感は蘇ってくる。
スープの小袋は英文表記の印刷を含めて北米版と全く同じに見える。もし中米版が違う味付けならば、スペイン語の印刷に変えるだろうと思うのだがそれをやっていない。中身が違うのに外見が同一というのは品質管理上あり得ないと思うのだが。とすると、やっぱ同じ味なのかな?
麺は中太の角断面で輪郭はハッキリしている。ただ歯応えや香りはやや不器用かつ事務的で、食感を楽しむようなものではない。
スープは濁り感があって黄色っぽい。うまみはやや人工的で強く、塩分も結構強い。セロリの香りが結構明確に出ている。大袈裟に表現するならサッポロ一番塩らーめんを派手にしたような感じ。
米国産Maruchanの袋麺は北米版(Maruchan Ramen)と中米版(Sopa Maruchan)で同じものなのか?食べた印象ではちょっと違うように思うのだが、外的な証拠は見つけられない。私は相変わらずモヤモヤした気持ちを胸に抱えたまま、今回の試食を終えたのであった(つづく)。
国名 | 米国 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 0 41789 00291 5 (UPC) |
会社名 | Maruchan Inc. |
製品名 | Sopa Maruchan Sabor a Pollo (Chicken Flavour、中米市場向け) |
謳い文句 | |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net85g |
熱量 | 360kcal(1507kJ) |
Na | 1.66g |
付属品 | 粉末スープ |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 中太の角断面、輪郭は明快、歯応えや香りはやや無骨で、食感を楽しむものではない |
汁・ソース | 濁り感がある黄色、やや人工的な旨味と塩分が強い、セロリの香り、辛い刺激はない |
具・その他 | サッポロ一番塩らーめんを派手にした感じ、北米版チキン味よりも強い味に感じる? |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2020/07/10 |
賞味期限 | 2020/05/31 |
入手方法 | 2019/06/17 Cartagena (Columbia) |
税込購入価格 | 6,050 COP/4p (≒45 JP/p) |