No.6645は日清食品、日清ラ王 辛そば。2019年6月発売の夏季限定商品で、現在はもう入手不能。ウチは基本賞味期限順に試食を行っているのだが、怒涛の海外即席麺群の紹介が延々と続き、暑い時期に食べるべき製品の試食が冬になっちゃったよ。
プレスリリースには「辛くてすっぱいラーメン」と記されているけれど、袋版ラ王には現在「ご褒美ラ王 黒酢の酸辣湯麺」があるし、リニューアル前にはズバリ「酸辣湯麺」があった(No.6265で試食)。これらとの違いは何か?というと、パッケージに書かれた「柚子辣油仕立て」がミソとなるのだろう。
食べてみて、無駄な贅肉が付いていない、引き締まった味だという印象。といっても痩せた味ではなく十分な潤いも備えている。そして麺とスープのコンビネーションからは盛岡冷麺を連想した。柑橘系の酸味というのが大きく影響しているのだろう。
麺は中太の丸断面。ベトつきや曖昧さが一切無いサラッとした舌触りで、表面にハードコーティングを施したかのよう。一本一本我ひっつき合うこともなく自立・独立している感じ。とはいえ十分なしなやかさも備えている。また時間によるダレも少ない。全粒粉入りの小麦粉は香りも良い。
スープはすっぱくて辛いが、酸味が発酵させた米酢ではなく柑橘系の爽やか系酸味なので、頭上がパーッと空いたような開放感に溢れている。長い時間を厳しく耐えたような、怨念のこもった酸っぱさではない。これがこの製品の印象を強く支配する。
唐辛子の刺激も結構強いが、ここは粉末っぽい乾いた辛さではなく湿った辛さで実体のあるような重厚さを感じる。そして柑橘系の酸味と湿式の辛さの相性は良い。うま味は魚介系が主で、必要十分かつ自然な喉越し。濃厚という感じではない。
麺の歯応えと酸味の出し方で、どこか既視感があるように思っていたが、食べる終盤になってそれが盛岡冷麺だと気が付いた。冷麺好きの人ならばスンナリと受け入れられるだろう。
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | 袋ラーメン |
| EANコード | 4 902105 901564 |
| 会社名 | 日清食品 |
| 製品名 | 日清ラ王 辛そば |
| 謳い文句 | 柚子辣油仕立て 夏の食欲に辛くてすっぱいラーメン! |
| 調理方法 | ゆで4分 |
| 質量 | Net97/麺80g |
| 熱量 | 316kcal (1323kJ) |
| Na(麺具+汁) | 〜g(食塩相当量1.8+3.8g) |
| 付属品 | 液体スープ |
| ノンフライ麺 | ○ |
| 湯切り | 不要 |
| 麺 | 中太の丸断面、表面が硬くてベトつきや曖昧さが一切ない、しなやかさは十分にある |
| 汁・ソース | 柑橘系の爽やかな酸味は米酢とは違う、心地良い辛さ、魚介系の旨味、自然な喉越し |
| 具・その他 | 濃厚ではない、酸辣湯麺とは別物、麺の食感とスープの酸味から盛岡冷麺を連想した |
| 総合評価 | ★★★3 |
| 試食日 | 2020/03/10 |
| 賞味期限 | 2020/02/05 |
| 入手方法 | 2020/01/03 Happachanよりいただく |
| 税込購入価格 |


